男の子と女の子でこんなにも違う?! トイレトレーニングで気を付けたいこと

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トイレトレーニングの進め方は、いろんな育児書を見て知っているかたも多いでしょう。ほめたり励ましたりして、焦らずゆっくり進めていることと思います。そこで今回は、トイレトレーニングで気を付けてほしいことの中から、男の子と女の子で異なるポイントを紹介します。

この記事のポイント

トイレットペーパーを使う頻度に注目!【男の子のトイトレ注意点】

男の子のトイレトレーニングで特に気にかけてほしいのが、トイレットペーパーの「使い方」です。

男の子の場合、おしっこの時はトイレットペーパーを使わないことが多いです。つまり、女の子に比べるとトイレットペーパーを使う頻度が圧倒的に少ないということ。「何度も経験したこと」と「ちょっとしか経験しないこと」では、上手になるスピードが違います。そのため、男の子はトイレットペーパーの使い方を覚えるまでに時間がかかる傾向があるのです。

ですから、女の子よりも意識してトイレットペーパーの使い方を教えてあげるとよいでしょう。拭き方ももちろんですが、使う量や巻き方なども丁寧に伝えてあげると◎です。実際にトイレットペーパーを巻いて見せてあげたり、紙の長さの見本をトイレの壁に貼っておいたりするのもよいですね。数少ないうんちのタイミングで、しっかりと教えてあげましょう。

また、立っておしっこをする時も手を添えてあげたりするとわかりやすいです。飛び散らない方法を覚えられるようにしましょう。難しい時は、お父さんやおじいちゃんなど同性のかたにお願いすると、コツがわかりやすいです。

トイレットペーパーでの拭き方に注意!【女の子のトイトレ注意点】

女の子の場合は、うんちの時もおしっこの時も体勢が変わりません。同じことを繰り返し教えられるので、男の子に比べてトイレの使い方を「覚える」ということは早いでしょう。

その代わり、女の子だからこそ気を付けてほしいポイントがあります。それは「拭き方」。上手に拭かないと、尿道にうんちが付いてしまいます。尿道が短い女の子は、男の子に比べて感染症などのリスクが高いので、より注意が必要です。

女の子の場合、「おしっこの時は前から、うんちの時は後ろから」いうことを心がけてください。うんちの時は、「お尻のほうから手を回し、前から後ろに向かって拭く」ことをしっかり教えましょう。また、おしっこの場合はゴシゴシ拭かず、優しく押さえるように拭くことも大切です。傷を付けてしまう可能性も減らすことができます。

外出先で小便器や和式トイレを覚えよう

現在は、洋式トイレの家庭が多くなっているでしょう。しかし、保育園や幼稚園、学校などではまだ和式トイレを使用しているところもあります。男の子の場合は、小便器を使用することもあるでしょう。トイレに行った時、初めて見るタイプだと困ってしまうかもしれません。

できれば、入園・入学前に何度か経験しておくことがおすすめです。スーパーや公園などには、和式トイレが設置してあるところもあります。男性用小便器もあるでしょう。お出かけのタイミングで、一度使ってみてください。嫌がる場合は、トイレを見て使い方を教えておくだけでも違います。緊急時等にも役立つ可能性があるので、機会があれば試してみてください。

まとめ & 実践 TIPS

異性のお子さまの場合、トイレの事情もわかりづらいですよね。自分が経験していないことですから当然のことでしょう。男の子ならお父さんやおじいちゃん、女の子ならお母さんやおばあちゃんが教えてあげると、スムーズに進められるかもしれません。


異性の場合でも注意点を知っていれば、お子さまが困らないように教えてあげたり、感染症などのリスクを減らしてあげたりすることもできます。普段のトイレトレーニングの際に、ちょっとだけ意識していきましょう。


出典:ベネッセ教育情報サイト「女の子のトイレトレーニングをうまくやる方法」
https://benesse.jp/kosodate/201612/20161227-4.html

出典:ベネッセ教育情報サイト「男の子のトイレトレーニングをうまくやる方法」
https://benesse.jp/kosodate/201612/20161227-3.html

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