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子どもたちのコミュニケーション能力の実態
ここである小学校の児童の話し合い(3〜4人グループ)の模様を紹介しましょう。これは、会話の中にことわざが使われた4コマ漫画を見ながら、ことわざの意味を推測する話し合いをしている場面で、発話記録1は小学2年生(12月)、発話記録2は小学5年生(6月)のものです。
2年生と5年生の話し合い状況を比較してみると、小学2年生では、はっきりと自分の考えを説明したり、考えの根拠を提示しながら相手に向かって交渉するのではなく、お互いの言葉に協応しながら共同で考えをつくっていく様子がうかがえます。それに対して小学5年生では、具体例に置き換えて考えようとしたり、友達の考えから発展して生じた疑問や新たな発想を投げかけたりしながら自分の考えをつくっていこうとする意識がうかがえます。
このように、同じ課題についての話し合いの実態の差を見ると、2年生の段階では、他人の意見を自分の中に取り込みながら新しく展開させていったり、相手意識を持って自分の内言(音声を伴わない内的言語)を分かりやすく説明することに関して、まだ未成熟であることが分かります。このような精神内機能の成長を図ることが、表層に現れた活動である「話す・聞く」(コミュニケーション)能力の成長を促すために必要なのです。
指導のポイントとして、次のようなことが考えられます。
(1)相手意識を育てること
(2)内面の思考操作を経験させること(例えば、何かに置き換えて考えてみる。具体例で考えてみる等)
(3)メタ認知能力を育てること(自分の考えや、場に出た意見、話の流れ等をメタ的に認知する能力と、それら諸要素を同時に配慮して処理できる能力を育てる)
2年生と5年生の話し合い状況を比較してみると、小学2年生では、はっきりと自分の考えを説明したり、考えの根拠を提示しながら相手に向かって交渉するのではなく、お互いの言葉に協応しながら共同で考えをつくっていく様子がうかがえます。それに対して小学5年生では、具体例に置き換えて考えようとしたり、友達の考えから発展して生じた疑問や新たな発想を投げかけたりしながら自分の考えをつくっていこうとする意識がうかがえます。
このように、同じ課題についての話し合いの実態の差を見ると、2年生の段階では、他人の意見を自分の中に取り込みながら新しく展開させていったり、相手意識を持って自分の内言(音声を伴わない内的言語)を分かりやすく説明することに関して、まだ未成熟であることが分かります。このような精神内機能の成長を図ることが、表層に現れた活動である「話す・聞く」(コミュニケーション)能力の成長を促すために必要なのです。
指導のポイントとして、次のようなことが考えられます。
(1)相手意識を育てること
(2)内面の思考操作を経験させること(例えば、何かに置き換えて考えてみる。具体例で考えてみる等)
(3)メタ認知能力を育てること(自分の考えや、場に出た意見、話の流れ等をメタ的に認知する能力と、それら諸要素を同時に配慮して処理できる能力を育てる)
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