特集

かつむら・まこと

かつむら・まこと

◎立命館大学政策科学部教授、教学部副部長。専門は日本政治史。最近の研究テーマは「近代日本の社会運動と政治」「日本と朝鮮半島の地域政治史」


Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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寄稿

高大連携・接続の到達点と
今後の展開について

立命館大学高大連携推進室長 勝村 誠

近年、高校への出張講義や大学での公開講座は定着したといえる。
高大連携において先進的な取り組みを行う大学では、
さらなる深化を遂げる形を模索している。
高大連携は今後、どのような方向に進んでいくのか。
立命館大学の高大連携推進室長を務める勝村誠教授に
自学での経験を基に寄稿してもらった。

高校と大学が文字通り「連携」する

 「本校では事前指導・事後指導にかなり力を入れましたが、どのように予習すればいいか、大学から方法などをもっと提示してもらってもいいのではないでしょうか」「生徒にもっと負荷をかけてもらっても大丈夫だと思います」「参加した生徒が校内で、ほかの生徒の進路選択や学習意欲によい影響を与えてくれています」「引き続き入学までの課題を出していただければ、高校としてもしっかり生徒を指導して入学させるよう努力したい」
 ここで紹介したのは、2007年11月に開かれた立命館大学文学部と高大連携協定校15校との連絡会の席で、文学部提供企画「アカデミック・プログラム」受講生の指導に当たった高校の先生方からいただいた声である。本学は高大連携の企画を進める際に、同じ生徒を挟んで大学と高校が教学的に(文字通り)「連携」するという観点を重視し、接続教育のモデル創造に取り組んできた。各学部にとっても高校にとっても手間暇のかかることであるが、高校の先生方の声を聞きながら、私はその理念とねらいが高校と大学とで共有できる段階に到達したことを実感した。


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