大阪府立大学は、現在、関西の大学と連携し、性格の異なる2つの連携事業を進めている。1つは南大阪地域の6大学が、キャリア教育や生涯学習プログラムにおいて連携する「実践力のある地域人材の輩出」、もう1つは関西の4大学が「食の大学院」の設立をめざす「世界の食を支える知の拠点の構築」だ。
事業内容は異なるが、関西の大学との連携によって、地域活性化を図るという共通のねらいがある。
前者は、「南大阪地域大学コンソーシアム」が中心的な役割を担う6つの大学による事業。同コンソーシアムでは、2005年から経済産業省委託事業としてキャリア教育プログラムの開発に力を入れてきた。
今回の事業の目的は、社会に求められる人材の育成、および地域社会における人材定着に向けた橋渡し機能の構築、並びに各大学のキャリア教育などにおける重複業務を集約し、効率化を図ることだ。「各大学は個別にキャリア教育を進めているが、協同によってさらに効率化を図り、大きな成果を生み出したい」と、奥野武俊副学長は語る。
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