分析にあたって
1.「学力」の階層化
本章の分析のために、テストによって測定した得点を以下の手続きにより階層化した。
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国語、算数で共通に出題した大問[1]・[2]に含まれるすべての設問に対して、正答を1点、その他(部分正答・誤答・無答)を0点として個人の得点を算出した後、それぞれの教科で偏差値に換算する。
偏差値60以上を「上位」、50以上60未満を「中の上位」、40以上50未満を「中の下位」、40未満を「下位」として、それぞれの教科の学力階層を出す。
この結果、各教科の学力階層の人数、比率は、表3-0-1〜3のようになった。表3-0-3より、算数では性別の差がほとんどみられない。一方国語では、女子で「上位」が26.2%、「中の上位」が33.9%であるのに対して、男子では「上位」が14.5%、「中の上位」が26.5%にとどまり、女子のほうが男子よりも学力階層が高くなっている。
2.平均正答率
国語、算数で共通に出題した大問[1]・[2]に含まれるすべての設問に対して、正答を1点、その他(部分正答・誤答・無答)を0点として個人の得点を算出した後、それぞれの教科で正答率を算出した。分析に際してはそれぞれの教科の「平均正答率」を用いて、学習行動によって学力に違いがみられるのかを検討している。
受験者全体の平均正答率は、国語で56.9%、算数で61.7%となった。



