第4節 携帯電話の非所有者の意識
「携帯電話は持っていない」と回答した層に、「あなたは、携帯電話がほしいと思いますか」と質問した結果、「ほしい(「とてもそう思う」+「まあそう思う」の%)」と回答したのは、小学生64.4%、中学生68.7%、高校生47.3%であった。
◆高校生の非所有者層で携帯電話がほしいのは47.3%
「携帯電話は持っていない」と回答した層(表1−4−1)に対し、「あなたは、携帯電話がほしいと思いますか」と質問した。図1−4−1によれば、「ほしい」(「とてもそう思う」+「まあそう思う」の%、以下同)との回答は、学校段階別で小学生が64.4%、中学生が68.7%、高校生が47.3%となっている。
携帯電話を持たない小・中学生のおよそ6〜7割が「ほしい」と回答しているのに対し、高校生の「ほしい」という回答は少ない。高校生は携帯電話を所有している層の割合が9割以上と高く、所有していない層は少数派である。小・中学生と高校生では非所有者の絶対数が大きく異なり、単純な比較はできないが、高1生の女子の「ほしい」は62.5%で高い。しかしそれ以外は4割台であり、携帯電話を持っていない生活でも特段不便も必要もない、よって「ほしいとは思わない」と考える層が存在するのかもしれない。
学年別では、多少の上下があるが、男女とも中3生がもっとも「ほしい」割合が高い。既出の所有率の伸び(第1章第1節図1−1−1参照)からも、中3生から高1生になるタイミングが「ケータイデビュー(=はじめて携帯電話を所有する)」の時期にあたるといえるだろう。
性別にみると、いずれの学年においても女子のほうが男子よりも「ほしい」と回答した割合が高い。女子のほうが、所有率が高まる時期も早く(第1章第1節図1−1−1参照)、持っていない層には携帯電話を持つことへの「あこがれ」のような気持ちを持つ子どもが多いことも推察される。


