子どものICT利用実態調査
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◆第3章 ICT全般に関する意識と実態◆

 第1節 テレビゲームに関する意識と実態



学校段階別にみると小学生、性別にみると男子にテレビゲームの人気が高い。また、成績上位層のほうが親とゲームのしかたについてルールを決めている割合は高い。

 1980年代以降、家庭へと急速に普及していったテレビゲームは、瞬く間に子どもの心をつかんで生活の中へと浸透し、折にふれて社会的な関心の的ともなってきた。現在は、家庭用の据え置き型のテレビゲーム機やパソコンでのゲームのみならず、携帯ゲーム機や、携帯電話で行うゲームなどもあり、さまざまな時間や場所で遊ぶことができる。

 子どもたちはテレビゲームに対して、どのような意識をもっているのだろうか。本節では「テレビゲーム(携帯ゲーム機、パソコン、携帯電話でのゲームを含む)について、次のようなことはどれくらいあてはまりますか」とたずねた結果をみていく。なお、テレビゲームをどれくらいしているかについては、第4章第1節で日ごろの生活時間を分析するなかで示す。

 

◆テレビゲームはとくに小学生に人気

 図3−1−1は、テレビゲームに関する意識と実態について、学校段階別にみたものである。「ゲームをするのが好きだ」ということに「あてはまる」(「とてもあてはまる」+「まああてはまる」の%、以下同)と回答した割合は、小学生76.4%、中学生69.5%、高校生65.2%であった。全体的にみて、多くの子どもが、テレビゲームを好きであることがわかるが、その割合は学校段階があがるにつれて減少する。また、「もっとゲームをする時間がほしい」という回答も、小学生37.4%、中学生33.4%、高校生30.6%と、学校段階があがるにつれ減少している。テレビゲームはとくに小学生に人気が高いと言えるだろう。

図3−1−1 テレビゲームについての意識と実態(学校段階別)


 ◆親とルールを決めている小学生は5割

 では、親はどれくらい子どもにかかわっているのだろうか。「ゲームのしかたについて親とルールを決めている」をみると、小学生では51.2%が「あてはまる」と回答している。

 一方、中・高校生になると、中学生で27.7%、高校生で13.9%と減少する。小・中・高校生では発達段階が異なり、子どもの自律性の程度や、日ごろゲームを行う頻度自体が異なることも背景として考えられるが、実態として親の関与の程度やしかたが変わることは確かである。

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