第3回子育て生活基本調査(幼児版)

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第1部 全体の調査結果/第6章 子育て意識と母親自身の生き方

第1節 子育てやしつけに関する意識

全体的には、自分の生き方より子育てのほうが大切だと考える母親が増加している。また、母親の年代・就業状況・学歴の違いによる子育てやしつけに関する意識の差がみられる。

◆自分の生き方より子育てが大切だと考える母親が増加

母親は子育てや子どものしつけについて、どのような意識をもっているのだろうか。この節では、母親の意識の経年変化や属性による違いを明らかにしたい。調査概要で示したように、03年調査、08年調査は幼稚園・保育園通しによる自記式質問紙調査であるが、97年調査は郵送法だったので、正確に比較することが難しい。したがって、97年調査の数値は参考値とする。

図1−6−1は子育てやしつけに関する母親の意識の経年変化を示している。「子育ても大事だが、自分の生き方も大切にしたい」と考えている母親はこの11年間、大幅に減少している(97年調査74.7%、03年調査63.8%、08年調査56.7%)。「子どもを十分に愛している自信がある」は97年調査に比べて6.8ポイント増加している。「世間で名の通った大学に通ってほしい」(03年調査18.1%→08年調査21.2%)、「わがままを言ったら、わかるまで言葉でさとす」(03年調査62.4%→08年調査65.0%)、「子どもの進路は、親が責任をもって考えるべきである」(03年調査9.3%→08年調査11.8%)は、03年調査に比べて、2、3ポイント微増している。

それぞれの調査年の時代背景や母親自身の属性の変化などがこのような結果に影響を与えていると考えられるが、全体的には、この11年間、自分の生き方より子育てが大切だと、子育てを優先する母親の姿、子どものしつけや教育に対する関心が高くなった母親の様子がうかがえる。

図1-6-1 子育てやしつけに関する意識(経年比較)
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