D.担任の先生調査結果概要
樋口 健 (Benesse教育研究開発センター研究員)
1.授業の進め方
算数の授業では、国語以上に多様な教育方法を導入している。
Q.あなたは、次の授業方法を実際にどのくらい行っていますか。
学級担任の先生方が授業の中で用いている方法について、国語、算数別にたずねた(図D−1)。国語と算数共通して「教科書や黒板を使った授業」(9割)、「自分たちの考えを発表したり意見を言い合う授業」(7割)、「自分で調べたり、考えたりする授業」(6割)の比率が高かった。国語が算数を大きく上回る項目としては「グループ学習を取り入れた授業」「他教科の内容と関連づけた授業」「『総合的な学習の時間』と関連づけた授業」等がある。
これら以外の方法は全般に国語より算数での比率が高く、算数の授業では教育効果の向上を目指したさまざまな教育方法を導入している状況が推察される結果となった。とりわけ「ドリルや小テストで定着をはかる授業」「TT(ティーム・ティーチング)を行う授業」「少人数指導を行う授業」では算数での実施率が国語での実施率を30ポイント以上大きく上回っていた。
