 |
【解説】
2001年ベネッセ文教総研(現ベネッセ教育総研)「大学満足度調査」n=15,495の中で、大学学部決定時に影響を受けたものを入試方式別にどのような傾向が認められるかをみてみる。
AO入試では他の入試方式に比べてほとんど全ての設問項目で高い誘因効果が見られた。
「教育理念に共感」「大学説明会・公開授業」などの学習内容に直接関与する動機付けとして高校生に作用する項目では突出して高くなっている一方、「入学案内・パンフレット」、「先生の勧め」、「家族の勧め」などの項目のスコアも他の入試方式に比べて高くなっている。
AO入試には、高校時代の大学・学部研究の機会に大学での学習活動へ向かうための準備を整えた高校生が、比較的多く集まっていることが確認できた。
また「大学案内・パンフレット」などにも十分に目を通すほど、大学の入試広報活動に敏感に反応する積極的で意欲的な学生像を描くことができる。
このように入試方式ごとの誘因効果の測定から、入試方式改善の検証はもとより、広報活動の見直しを探ることも在学生満足度調査を実施する際の一つの視点となろう。
高校生への誘因効果の測定(入試方式別)

Copyright (C)Benesse Corporation All rights Reserved |