東京都では今年も2月3日に、公立中高一貫校適性検査が行われます。
2005年度は都立白鴎高校附属中学校1校の開校でしたが、2006年度には、前回 ご紹介したとおり都立3校、千代田区立1校が新たに開校します。公立中高一貫校の人気は全国的に高まっており、東京都においては、昨年の応募人数が約2000名だったのに対し、今年はおよそ7000名の応募がありました。
都立中高一貫校は、2010年までに都内10校に増える予定です。そこで今回は、今年も応募が殺到した都立中高一貫校にはどのような子どもたちが合格しているのか、昨年開校し、現在中学1年生がいる東京都立白鴎高等学校附属中学校の和田文宏副校長先生に聞いてみました。
東京都立白鴎高等学校附属中学校
副校長 和 田 文 宏
東京都立白鴎高等学校附属中学校は、東京都で初の公立中高一貫教育校として2005(平成17)年4月に開校しました。05年度の開校は東京都では本校だけということもあり、6年生児童2113名からの応募がありました。14倍という狭き門をくぐり抜け、晴れて白鴎中の第一期生となった159名の高い意欲・活動ぶりには、驚かされることが多々あります。具体的には、挨拶などの礼儀正しさや、授業中に見学者が入室しても途切れない勉強への集中力などが挙げられます。そして仕事を頼まれると快く引き受けてやり遂げる責任感とボランティアの心、さらには部活動で身につけている忍耐力、競争心、協調性、自己向上心など、頼もしい限りです。
検定試験へのチャレンジも「自発的」、数学検定は全員が合格証書を手に
近年、何においても興味を示さない、無気力・無反応な子どもの増加が取り上げられていますが、白鴎中生たちは前向きなチャレンジ精神にあふれています。たとえば、05年10月の英語検定には自ら受検を希望した生徒がなんと100名以上いました。4月に入学してわずか半年の時期に、5級は100%、4級も89%の合格率を出しています。それに続く数学検定でも受検者62名全員が合格証書を手にしています。このほか、積極的に漢字検定、歴史検定などにも挑戦しています。
本校ではこれらの検定を生徒に強制的に受検させているのではなく、あくまで「自らの力を試すきっかけであり、目標の達成感を味わうことができる絶好の機会だ」と生徒たちに話しています。この高い合格率は、生徒たちが自発的に挑戦、努力している結果なのです。自ら目標を設定し、その達成に向けて努力しようとする姿勢。これは、中学に入ってから身につけようとして急に身につく力ではありません。幼少・小学校時代の家庭でのしつけや、学校生活の過ごし方など、今まで育ってきた生活環境が土台となってこその賜物と言えます。
基本的な生活習慣、これが6年間を充実させるすべての土台
本校の2006年度入学者決定に対しては、984名の小学6年生が応募してくれています。他の都立中高一貫校への入学志望も高いものになっています。来年以降、受検を考えている小学生のご家庭も多いことでしょう。しかし、公立中高一貫校は、それぞれ学校の特色・目指す生徒像を明確に掲げています。「とにかく公立中高一貫校に入りたい、入れればいい」という安易な考え方ではなく、学校の特色に共感し、自己実現に向かって6年間努力できる、そんな子どもたちを求めているのです。「我が子に一番合っている学校はどこなのか、その学校でのびのびと充実した6年間を送ることができるのか」をよく見極めて学校選びをするべきです。そして何よりも大切なことは、健康的で基本的な生活習慣がしっかり身についていること。加えて、何事にも精一杯努力することです。その土台があってこそ「充実した6年間の学校生活と自己実現」があるのです。
参考1:Benesse(ベネッセ)教育情報サイト「バーチャル中学進学フェア 公立中高一貫校 問題分析から見えた受検対策」
2006年5月13日東京国際フォーラムにて実施した「進学フェア2006」より、公立中高一貫校への進学をお考えの保護者のかた向けの講演「公立中高一貫校 問題分析から見えた受検対策」の実況動画をご覧いただけます。平成18年度は東京に4校が開校するなど、注目を集めている「公立中高一貫校」。中学から高校までの6年間でゆとりある教育を受けて、幅広い教養と知識を身につけられることが人気の一因です。公立中高一貫校・都立中高一貫校の受検をお考えの保護者の方向けに、適性検査問題を分析し、具体的な勉強のしかたや対策の立てかた、家庭でできる取り組みをご紹介します。
参考2:千代田区立九段中等教育学校の賀沢恵二校長へのインタビューと、実際にお子様を九段中学に通わせている保護者の方の座談会を掲載しております。
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貴重な情報をありがとうございます。
私の住んでいる地域にも、一貫校が建設予定です。まだ学校の特色や授業内容がはっきりしていなく色々と情報を集めているところです。
なにはともあれ、意識が高い子供が集まってくることは確かなようなので、安心しました。
今小1の息子が中学受験の時には、わが県にも中高一貫が2校出来ており、受験を考えております。まだ、実際の入試が始まっていないためどのような対策等を立てたらよいのか迷っていました。都立校の様子が分かるととても参考になります。これからも、続きをお願いします。
近所に,公立の中高一貫校が,出来る予定です。娘がまだ幼稚園生なので,今後どうなっていくのか様子を見ながら,娘が希望するならばチャレンジさせてみようかなーと思っています
子供が県立中高一貫校の一期生ですが、先生の熱意と保護者の関心の高さ、そして子供たちの一期生であるという意識の強さは今までにない経験でした。
実際交友関係に悩んで選択した子供もいたと思いますが、いじめは少ないと思いますし、付き合ってほしくないという子供も今のところいません。
また、参観日の保護者の出席率は近隣の一般中学とは比較になりません。
ただ、高校受験がないためのんびりしている子と、目標意識の高い子の間にだんだん差が出てくるので要注意です。
いい情報をありがとうございます。
001951中高一貫校受験対策。(香川県:2010/06/16 15:40)
現在、転勤中で香川県在住です。
2年後の長男中学入学と同時に東京の自宅へ戻ります。
地元の中学ではなく、
都立中高一貫校を受験するつもりです。
そこで、相談ですが、
香川県…
001668東京都 新設公立中高一貫校について(東京都:2008/07/01 13:07)
現在小5の女の子の母です。2010年に新設の公立中高一貫校を受検する為に、どのような受検対策をこの先すれば良いか、悩み中です。
現在は、チャレンジと作文・中高一貫講座、学研教室に通っています。
…
003216公立中高一貫校の受験について(東京都:2009/01/15 21:48)
4年の息子がいます。
4年の一学期まで塾に通い、私立を目指していたのですが、塾のハードなスケジュールがどうしてもいやだといいやめてしまいました。
ただ、地元の中学ではなく受験もしてみた…