お子さまが真剣に取り組んだ自由研究、基本的な流れにそってまとめることで、研究した内容がわかりやすく、伝わりやすいものになります。
研究のきっかけ〜考察の流れは、これからの学習や社会で求められる論理的思考のベースにもなっています。保護者のアドバイスで、きちんとおさえていけるとよいですね。
お子さまの学齢にもよりますので、お子さまにはまだ難しいなと感じたら、お子さまの発想を大切にしながら、保護者がサポートしてあげましょう。
(1)研究のきっかけ
このテーマを選んだきっかけや動機、目的などを簡潔に書きます。お子さまに、「なぜ、このテーマを選んだか? 」「どこが面白いと思ったか? 」など尋ねると、研究のきっかけがハッキリとしてきます。
ポイント:「なんとなく不思議だった……」などの答えが返ってきたら、「どんな時にそう思ったの? 」と質問して、日頃の疑問を書くようにアドバイスを。
(2)タイトル
研究した内容がわかりやすい、シンプルなタイトルにしましょう。大タイトルをインパクトのあるものにして、サブタイトルで、説明を補ったり、疑問を投げかけたり、何について研究や観察をしたかを書き添えてもよいでしょう。
ポイント:大きくハッキリと書きましょう! 見る側の興味を引き付けるタイトルを考えましょう!
(3)予想
テーマについて、図書館の本や資料、インターネットなどを使って調べ、研究を始める前に立てていた研究結果の予想を書きます。「なぜ、そう思ったか? 」など、予想を立てた理由も考えさせましょう。
ポイント:研究を始める前に予想を立てさせることが大切。考察で、研究結果と比較する時など、お子さまならではの結論を導くのに役立ちます。
(4)研究の方法、調べ方
実験、観察、取材・調査など、研究のやり方を具体的に紹介します。
(実験)
使った道具や量、回数なども書きましょう。写真やイラストを使って、実験内容が順番に具体的にわかるように工夫しましょう。
(観察)
いつ、どこで、どのくらいの期間調べたかを書きましょう。写真やスケッチを入れて、観察の様子や経過がわかるようにします。
(取材・調査)
調べた場所や対象、調べるのに使った本のタイトルなどを具体的に紹介しましょう。写真や集めた資料やパンフレットなどを使って、取材・調査先の現地やものの様子が伝わるようにします。
ポイント:≪順序立ててまとめる≫≪写真やイラスト、スケッチなどを使う≫≪見出しをつける≫などして、研究したものの内容が具体的にわかりやすく伝わるように工夫を。
(5)結果
表やグラフ、写真やスケッチ、イラストなどを使って、比較したものや調べたものが、どのように変化したり、違いがあったりしたかが、ひとめでわかるようにまとめていきます。
ポイント:まず、集めたデータを整理、分類してみましょう。次に、結果の見せ方を考えさせましょう。表やグラフ、写真の使い方などはどこに何を配置するか、具体的にアドバイスを。
(6)考察
研究結果からわかったことや気付いたこと、考えたことなどを結論としてまとめます。お子さまの意見や感想を、お子さまの言葉で書くことが大切です。
ポイント:予想と結果を比べてみましょう。同じところ、違うところに着目して、「どうして、そうなったのか? 」を考えさせて、お子さまの意見を引き出すようにしましょう。