続いて、子どもに夏休み中、塾や習い事などの予定があるかどうかを伺いました。
【図4 お子さまは夏休みに塾や習い事、学校行事の予定がありますか?(全体)】
【図5 お子さまは夏休みに塾や習い事、学校行事の予定がありますか?(学年別)】
調査の結果、夏休み中、塾や習い事などの予定がある子どもは、約85%に上りました。なかには、長い夏休みに「子どもに予定がない日は一日もない」という家庭もあるようです。
学齢別に見ると、小学生の予定は大半が「習い事」であり、中学生になると「部活」が予定に占める割合が大きくなることがわかります。夏休み中であっても、多くの子どもが習い事や部活を休まずに続けていました。
また、「塾・夏期講習」の割合は、受験学年である中3と小6で高くなっていました。
では、子どもは夏休みに目標を設けているのでしょうか。また、何を目標にしているのでしょうか。
【図6 今年の夏休み、お子さまは何か目標がありますか?】
【図7 お子さまの目標は大きく分けてどのようなものですか?(全体)】
【図8 お子さまの目標は大きく分けてどのようなものですか?(学年別)】
「夏休みの目標が子どもにはある」と答えた保護者は、57.8%。
目標を分類していくと、「勉強」の割合が51.6%でダントツ。図8からは、小1から高1までどの学齢でも目標に掲げる子どもが多いことがわかります。特に中3では、夏休みに目標を設定する子どもの88.2%が「勉強」を目標としていました。小6でも「勉強」を掲げる子どもが多く、「夏休みががんばりどころ」と考えている受験生が多いことがわかります。もっとも、「勉強」を目標とする子どもの割合は中2や小5から高まっており、受験学年になる前からしっかりと目標を立てる家庭が多いようです。
保護者からは、「来年はいよいよ高校受験なので、夏の間に苦手教科を克服しようと机に向かっています」「高校受験を突破するために毎日勉強に集中しています」「中学受験をするつもりなので、苦手教科を洗い出し、対策を立てることが夏休みの課題です」といった声が聞かれました。
「勉強」以外の目標では、「スポーツ」や「スポーツ以外の習い事」が目立っています。「クロールで50m泳げるようになると言っています」「サッカーのリフティングで自己記録を更新すると張り切っています」「秋に受験するピアノの試験にパスするため、練習に励んでいます」など、保護者からは子どものがんばりを見守る暖かいメッセージが多く寄せられています。
また、就学前の子どもを持つ家庭では、「生活習慣」を目標とする家庭が最多でした。夏休みを利用して、歯磨きの仕方や排泄(はいせつ)の作法などを小学校に上がる前に身に付けさせようとする保護者が多いようです。
保護者に目標のある家庭のほうが、多くの子どもが目標を持つ!
最後に、保護者ご自身には目標があるかどうかを伺いました。
【図9 あなたご自身は、夏休みの目標がありますか?】
【図10 (縦軸)あなたご自身は、夏休みの目標がありますか?(横軸)今年の夏休み、お子さまは何か目標がありますか?】
「目標がある」という保護者は約3分の1。子どもと違って、保護者はあまり夏休みの目標を立てていませんでした。
保護者が目標を持っている家庭と持っていない家庭を比べると、子どもが目標を持つ割合が異なっていることがわかります。保護者が目標を持っている家庭のほうが、多くの子どもが目標を持っていました。保護者が目標を持たない家庭でも、目標を持つ子どもは半数近くいました。
(まとめ)
今回の調査で印象的なのは、夏休みに予定のある子どもが実に多く、子どもがしっかり目標を持って夏休みを過ごしていることです。予定は、小学生のうちは「習い事」が多かったものの、中学校に入ると「部活」が圧倒的になりました。目標では、「勉強」が多数。受験学年はもちろん、受験の前の学年から「勉強」を目標とする子どもは増えていました。子どもが勉強や部活などで忙しくなることによって、夏休みに家族で過ごす時間は少しずつ短くなるようです。
また、夏休みに家族旅行をする家庭の数が小5から減少していることも、中学受験の準備と関係がありそうです。
さて、長かった夏休みも今日が最終日。皆さまは、お子さまとどんな夏休みを過ごされたのでしょうか。