ご両親も、お子さまも、現代社会で生きているとどうしても「忙しい時期」ができてしまいますよね。特にお子さまは、部活に提出物に定期テストにと、大人の想像以上に追いまくられてしまう時期もあるようです。
そんな時はどうしても睡眠時間が少なくなってしまうもの。でも、これをどう乗り越えればいいのでしょうか?
まず、人間はどれくらいの睡眠時間を必要としているのでしょう? 簡単に結論を言います。1973年に行われた実験で「作業能率を低下させずに無理なく睡眠を短縮できるのは6時間である」という結果が出ています。
そして、小中高生のお子さまは睡眠中に体の成長に関わるホルモンを出している関係で、大人に比べて少し多めの睡眠時間を必要としています。なので……。
●できれば6時間は眠ってください
●お子さまはできれば7時間半眠ってください
というのが前提になります。ちなみに7時間「半」という中途半端な時間が出てくるのは理由があります。何度かお話ししている通り、人間の睡眠には「ノンレム睡眠」(深い睡眠)と「レム睡眠」(浅い睡眠)のサイクルがあって、ほぼ90分おきに訪れる浅い睡眠の時だと人は気持ちよく目覚められるんですね。なので、睡眠時間は1時間半、3時間、4時間半、6時間、7時間半、9時間と、90分の倍数に設定するのがいいのです。
しかし、大人6時間、子ども7時間半というのは理想の数値であって「忙しい時期」はこれが難しいわけです。では睡眠時間をどこまで減らしていいのでしょう? 実はこれアメリカ空軍の支援を受けた実験で事実が判明しています。