来春新入学を迎えるお子さまをおもちのかたは、入学準備を進めていらっしゃいますか? 新1年生にとって、生活環境が大きく変わる節目のとき。小学1年生の1年間は、これからの十数年間の勉強の土台作りとなる大事なスタートです。そして毎日の学習、テスト勉強、受験勉強の時間をともに過ごすパートナーが学習机です。そこで小学1年生から中学3年生までの子どもたちに行った調査結果をもとに、勉強時間とよい学習机について考えてみます。
Benesse教育研究開発センターが2007年に調べた「平均的な勉強時間」によると小学1年生から中学3年生までの子どもたちに「平日に学校以外でどのくらい勉強しますか」との問いに、グラフ1のような結果が得られました。

学習時間が約30〜40分だった小学1年生から、学年がひとつ上がるごとに5〜10分ずつ伸びて、高校受験を控えた中学3年生になると、家庭での学習時間はなんと90分を超えます。
さらに「机に向ってすぐに勉強にとりかかれるか」を聞いたところ、机に向かっても問題に取り組むまでに時間がかかる子どもが多いことが分かりました。

授業の予習・復習に加え、クラブ活動などで忙しくなる小学校高学年・中学生になっても、机に向ってからなかなか勉強に取り組めないというのでは、決して効率的とは言えません。
だからこそ、集中していられる時間が短い低学年のうちに、机に向かう習慣を身につける・そしてその時間はぐっと集中する。そんないい習慣を身に付けていくことが大切です。低学年のうちに身につけた集中力は、学年が上がり高学年、やがては中学生になったとき、難しい問題に取り組む力、諦めないで考え抜く力につながり、それが大きな実力となっていくのです。
では、子どもが落ち着いて机に向かっていられる時間はどのくらいだと思われますか? もちろん個人差はありますが、一般的には20分と言われています。20分というのは実に短いものですですが、その20分間にぐっと集中して勉強することが出来れば、集中して勉強ができた→達成感・満足感を感じる→勉強って楽しい!→もっと勉強したい!と感じ、やがてそれが習慣化していきます。では逆に集中が出来ない場合はどうでしょうか。問題を解くことに集中できずに机に向かう→分からない→机に向うのが苦痛→勉強って面白くない…という悪循環を引き起こしかねません。つまり集中力が養われる学習習慣づけが出来ているか否かということが、高学年・中学生で学習内容が高度になった時に大きな差となって現れるのです。
では、どんな学習机が子どもの集中力を養うのでしょうか。
一人でも多くの子どもたちに「本当によい学習環境」で学んでほしい、という強い思いで立ち上がったのが、ベネッセの“理想の机を作ろうプロジェクト”です。店頭に並ぶ学習机の市場調査はもちろんのこと、実際に机を使う小・中・高校生のお子さまとその保護者のかた約5000人からご意見・ご要望をリサーチ。さらに学校の先生や教育研究者などの専門家から、子どもの成長と学習習慣について取材をして、知見を集めました。そしてついに「子どもにとってよい学習机」を見つけることができたのです。
●子どもの成長に合わせて椅子は足が床につき、机は天板の高さが適切に変えられるなど常に正しい姿勢を保てるよう、段階的に調節できる。
●視野に気が散るものが置けないように、視界をさえぎる棚などはなるべくないほうが良い。
●自分の意志以外で体が極力動かないように、キャスターや回転機能が付いていない。
ベネッセの思いから誕生したのが「学びデスク」と「成長チェア」なのです。
「学びデスク」と「成長チェア」で学習すると、集中力は本当に養われるのでしょうか。
人間工学専門家、青木和夫先生のご指導のもと、子どもの平均的な集中学習時間を20分間と設定し、学習机による集中力の差を調査したところ、大きな差があることが分かりました。
比較したのは上棚がなくシンプルなベネッセの「学びデスク」と足が床について回転しない「成長チェア」、そして一般的な前面に上棚がある机とキャスター・回転機能のある椅子の組み合わせ。学習中の体の各部位の動きを比較してみたところ、一般的な学習机に比べてベネッセの「学びデスク」と「成長チェア」では腰1/6、脚1/2と体の動きが少なく、安定した状態で学習が出来ていることが分かりました。

つまりベネッセの「学びデスク」と「成長チェア」は集中して学習するための条件を満たしているとのお墨付きをいただきました。
学習机は子どもにとって初めての自分だけの「お城」。そして小学校入学から大人になるまで使い続ける大切なパートナーです。入学準備というと「学用品の購入」や「生活リズムを整える」ことに関心が集まりますが、家庭における学習環境を小学校入学までに調えてあげることが、自律の芽を育むよいきっかけとなるのではないでしょうか。
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