子どもたちが将来、社会人・職業人として自立していくことができるよう、今から自分の未来について考える習慣をつけておくことが大切です。(株)旭リサーチセンター主幹研究員で、生活者研究、マーケティング、社会動向分野の専門家である秋元真理子さんに、「職業」をテーマに4つのアプローチをご紹介いただきました。
自分の住む地域には、どんなお店や会社があるのでしょう。ひとつの商店街をじっくり見るだけでも、今まで気付かなかったいろいろな職業があることがわかります。
進め方
1)家の近くに、どのようなお店や会社があるかを調べる
家の近くにある商店街の地図をつくります。適当な商店街がない場合は、大きな工場や会社を書き込んだ地図にしてもOK。
まずは筆記用具を持って町に出て、お店の名前と業種(八百屋など)をメモしましょう。お店の人と話す機会があれば、お仕事について、大変なことは何か、楽しいことは何かなど、質問すると内容が深まります。
※おうちのかたへ メモを作成する作業は1日で終えるのは大変なので、数日かけて行いましょう。
2)調べたことを地図にする
メモが完成したらそれを参考にして、大きめの紙に地図を書きましょう。
※おうちのかたへ すでに地元の商店街などが載った地図があれば、それも参考にしましょう。商店街によってはホームページに地図を掲載しているところもあります。ただし、ただ地図を写すのではNG。親子でその場に出向いて実際の店や会社を確認しながら地図をつくることに意味があります。
3)大きな会社や工場がある場合は、もっと詳しく調べてみよう
地域の大きな会社や工場を地図にした場合は、その会社が何をする会社なのか(事業内容)、どんな製品を作っているのか、どんなサービスを提供しているのかなど、詳しく調べてみましょう。
おうちのかたへ 企業の窓口に問い合わせて会社案内をもらったり、企業のホームページで調べたりすることができます。また、夏休み中は見学できる企業もあるので問い合わせてみましょう。多くの企業がすでに夏休みの見学予約を受け付けています。
4)調べてわかったことや感じたことをまとめる
※例と解説は次ページ

慶応義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。旭化成のシンクタンク(株)旭リサーチセンター主幹研究員として、生活者研究、マーケティング、社会動向分野を担当。明治学院大学大学院経営学専攻非常勤講師。
著書『日本でもイケル 海外アイデアビジネス』(ジェトロ出版)
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