2010年7月6日「日本学生支援機構『奨学金制度』の活用で知っておきたいこと」、2009年5月12日「奨学金は『返済をイメージ』しながら借りよう」で、奨学金も借金であり、将来の結婚生活まで影響を及ぼすものであることをお伝えしてきた。
しかし、借りるときは、これから支払っていく学費や、大学・専門学校でかかる生活費を用立てることに精いっぱいで、親子共に返済に関する数字を具体的に確認しないまま、奨学金の申し込みをするケースは少なくない。
世帯収入や成績の基準が比較的緩やかな第二種(利子有り。第一種は無利子で住まいや学校の種類で借りられる金額があらかじめ決められている)は、必要とする奨学金の額を月額3〜12万円の5種類から選択することができる。
そのため、毎月の返済額だけを確認して、これくらいなら支払えると安易に奨学金の金額を多めに決定しがちだ。
毎月4万円借りたいと考えていたとすると選べる奨学金は3万円か5万円になるのだが、つい、5万円のほうを選択する、ということである。

「らいふでざいん菅原おふぃす」代表。ファイナンシャルプランナー。個人のライフプラン相談業務、女性のための金融経済・ライフプランセミナーなどを行う。小・中・高校生の3人の母ということもあり、現在は子ども向けのお金まわり教育、保護者向けセミナーにも注力中。
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