遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
プロフィールをみる

お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

  • 遊びのヒントトップ
  • 春の遊び
  • 夏の遊び
  • 秋の遊び
  • 冬の遊び
  • 家の短い時間で
  • 今日はパパの出番
  • お風呂でトライ
  • 家事や病院の待ち時間で
  • お花見・子供の日に

5~6歳

「食べるのが楽しみ!こいのぼりランチ」

端午の節句に、遊び心いっぱいのこいのぼりのロールサンドを作ってみませんか。おなじみのサンドイッチがこいのぼり! というだけで大ウケです!食パンにハムやチーズなどを載せ、くるりと巻き、さらにラップで巻きます。片方の端をねじり、もう一方の端はギザギザに切ってしっぽにします。目やうろこをフェルトペンでラップに描き入れれば、こいのぼりロールサンドのできあがり。さらにゆでたブロッコリー、にんじんとキュウリのスティックサラダで吹き流しを作り、お弁当箱に詰めます。

「食べるのが楽しみ!こいのぼりランチ」

先生からのアドバイス

大人と一緒に楽しみながら料理をするのは、とても楽しいこと。そして「おいしいものを作ろうね」という気持ちを共有することは、とっても大切です。手先が器用になり、より上手に道具を使えるようになるこの時期、おうちの人と食材を選んだり、調理したりする体験は、食に対する興味を広げるきっかけになります。自分で野菜を切ったり飾ったり。食べる時間がとても楽しみになりますね。

「春の草花でお弁当屋さんごっこ」

春の草花でおままごとをして遊びましょう。葉っぱのお皿、桜の花びらをごはん、たんぽぽを卵焼き、タンポポの葉っぱをサラダに見立て、葉っぱの上に載せれば、お花見弁当のできあがり。桜の花びらを松葉に刺せば、お花見団子もできますね。いろいろ作って並べてお弁当屋さんごっこも楽しいですよ。

「春の草花でお弁当屋さんごっこ」

先生からのアドバイス

草花や木の感触を味わったり、土のにおいをかいだりしながら、積極的に自然とふれあう機会をつくりましょう。自然の中で遊ぶことで、子どもが本来もっている感性や想像力がみがかれていきます。子どもは、自然の中でさまざまな「不思議」を感じています。子ども自身が「なぜ?」と考えるような体験は、子どもの探究心や好奇心をはぐくむきっかけになります。

先輩保護者からの体験談

●お掃除マンに変身
忙しいときは、子どもに「お掃除マン」になってもらい、一緒にお掃除しながら遊びました。手に古い靴下、子ども用のエプロンと風呂敷のマントを身につけると、すっかりヒーロー気分。手にはめた靴下で本棚やテレビの画面、階段などほこりがたまりやすいところをどんどんふいてもらいます。「すっごーい、ピッカピカ!」とほめられるのがとてもうれしいのか、「もっとやる!」と自分からお掃除する所を探していましたよ。
●色みつけクイズ
袋の中に色鉛筆を何色か入れておいて、手探りで1本取り出します。すぐにその色と同じ色のものを部屋の中から見つけ出し、素早くタッチします。初めは赤、青、黄色の3色くらいから始めて、緑、白、黒と少しずつ増やしていきます。身のまわりのいろいろな色に気づくきっかけになりました。
●マグネットを使って
食事のしたくで手が離せないとき、冷蔵庫にマグネットをパズルのようにつけて遊びました。いろいろな色のマグネットを用意し、並べて「お花」「トラック」「ネコ」などを作ります。作っているうちに、「お花畑にしよう」「動物園を作ろう」などと、どんどんイメージを膨らませて遊んでいました。