【中学生自由研究テーマNo.63】

紙コップで動物の鳴き声をつくる

紙コップと糸を使って音を出す実験をしよう。どんな音がするかな? どんな条件で音が変わるだろう?

紙コップで動物の鳴き声をつくる
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 紙コップ
  • 糸(たこ糸、木綿糸、絹糸など)
  • クリップ
  • 布(木綿のハンカチなど)

実験の進め方

  1. 1

    紙コップの底の中心に小さな穴をあける。

  2. 2

    糸を通して紙コップの内側になるようにクリップをしばりつけ、内側に納める。

  3. 3

    紙コップの底から外側に出ている糸を布でこすって音を出す。

  4. 4

    布をぬらして絞り、同様に糸をこすって音を出す。

まとめ方・提出の工夫

  • 糸をこすったとき、どんな音がしたかな? 紙コップの大きさを変えたり、段ボールの箱を使ったり、糸や布などの条件を変えて試し、それぞれどんな動物の声に似ているかを考えてみよう。
★プラスチック容器のドーム型のふた/つぶすと音が変わる
★段ボールの箱でも音が出る
  • 実験の結果を表にしよう。使った容器(素材と大きさ)・糸の素材・布が乾いているか/ぬれているか、それぞれの音色(似ている鳴き声の動物)や音の大きさ・音の高さなど項目を決めて整理するとわかりやすいね。
  • 実験の結果を見て、気づいたこと、考えたことを整理して書こう。次に試してみたい容器や糸を考えて、結果を予想してみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 糸をこすって音が出るのはなぜだろう? 調べて考えてみよう。
  • 音の大きさは、どんな条件で変わるのだろう。音の高さは、どうだろう。それぞれ理由を考えてみよう。
  • 糸(弦)を使った楽器を探して、仕組みを調べてみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 糸をこすった音が大きくなるのは、振動が紙コップに伝わって、その紙コップが空気を振るわせるからだよ。

キーワードを調べよう

  • 「振幅」「振動数」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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