【中学生自由研究テーマNo.89】

目の錯覚アートに挑戦

目の錯覚を起こす図形やアートを見たことがあるかな? どういうときに錯覚が起こるのか分類して、自分でも錯覚アートを作ってみよう。

目の錯覚アートに挑戦
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 錯覚アートの本または錯覚アートを紹介しているインターネットサイト
  • 画用紙
  • 定規やコンパス

進め方(準備すること)

  1. 1

    本やインターネットサイトで、目の錯覚を利用した作品を複数見つけて印刷する。

    ★図形の作品、絵画作品、モノクロやカラーなど、いろいろな作品を集めよう! 作者やタイトルも書きとめておこう。

  2. 2

    どのような錯覚が起こっているのか、本やインターネットで調べる。

  3. 3

    集めた作品を錯覚の種類で分類する。
    (例)
    選の長さが同じなのに違って見える→1次元の錯覚
    園の面積が同じなのに大小に見える→2次元の錯覚
    永遠に上り続ける階段など不可能な立体が成立する→3次元の錯覚など

  4. 4

    分類のうち、自分でも作れそうな錯覚アート、作ってみたい錯覚アートを考え、作品制作に挑戦する。

    ★作品をまねしたり、一部を抜き出して書き写したりしてもいいね。元にした作品を貼り、作者やタイトルをわかりやすい場所に書こう。

まとめ方・提出の工夫

  • 目の錯覚について、調べたことをまとめよう。錯覚には、ミュラー・リヤー錯視、フレイザー錯視など研究者の名前がついた呼び名が付いていることもある。どんな錯覚なのか紹介しよう。
  • モノクロ作品とカラー作品を並べて紹介して色の効果を比べ、気づいたことをまとめよう。
  • 自分の作った作品を紹介しよう。どのような錯覚を利用しているか、難しかった点、工夫した点などを書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 1枚だけでなく、いろいろな錯覚を起こす図や絵を描いてみよう。
  • 一つの錯覚だけでなく、いろいろな錯覚を組み合わせたアートを見つけ、どのような効果があるか、くわしく分析してみよう。
  • 家の人や友達など、いろいろな人に見てもらって、感想を聞いてもいいね。
  • 目の錯覚を利用したアートには、「だまし絵」「トリックアート」「トロンプ・ルイユ」などと呼ばれる絵画作品もあるよ。世界のだまし絵を取り上げ、描かれた国や時代をまとめてみても面白いね。

まとめに役立つ豆知識

  • 「だまし絵」で有名なのはオランダの画家マウリッツ・エッシャー。平面(2次元)上に3次元の空間を描き、多くの作品集が出版されている。

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