【小学生自由研究テーマNo.89】

水で楽器(がっき)をつくろう!

ストローでつくった笛(ふえ)を水に入れて、音を出してみよう。音の高さを変えることもできるよ。どんな楽器ができるかな?

用意するもの

  • 500mLのペットボトル
  • ストロー(タピオカストローなどの、なるべく太いもの)
  • ビニールテープ

実験の進め方

  1. 1

    ストローを長さ 4 cm で切る。

  2. 2

    切ったストローの、かた方の口を押さえてつぶす。はしをホチキスで止める。

  3. 3

    ビニールテープを 1 cm のはばに切って、ストローの切り口の赤い部分をくっつけてとめる。

    ★テープはうちがわと外がわ、りょう方にはるとじょうぶになるよ。むずかしいところは、おうちの人に手つだってもらおう。

  4. 4

    ペットボトルに水を入れ、ストローの長い方を入れて、ふき口からふく。

  5. 5

    ストローを上げたり下げたりして高さをかえながら、ふく。

うまくいかない時は、
ここをチェック

  • ストローの角度(かくど)がとてもじゅうようだよ。まげる角度を少しずつかえながら、ゆっくりふいてみよう。

まとめ方・提出の工夫

  • 笛(ふえ)のつくり方や音の出し方を書こう。つくったかんそうや、くふうしたことを書こう。
  • ストローをどの角度にまげたとき、きれいな音が出たかな?
  • ストローの高さを変えると、音はどのように変わった? 気づいたことを書こう。
  • ペットボトルに絵をかいたりシールをはったりして、かざってもいいね。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 太いストローと細いストローを組み合わせると、口をつぶさなくても音が出るよ。写真のように、細いストローの口が半分くらいかくれるようにつけてみよう。
  • ストローの組み合わせを替えていろいろ試してみよう。
  • ストローの長さを変えたり、ペットボトルの大きさを変えたりしてみたらどうなるかな?予想して、試してみよう。
  • ピアノなどの本物の楽器の音と合わせて、「ラ」の音が出るときのストローの高さに印をつけよう。ストローの下のはしの位置に、ペンで線を引くといいよ。

まとめに役立つ豆知識

  • トランペットやトロンボーンなど、管を伸ばしたりちぢめたりして音の高さを変える楽器があるよ。ストローの笛(ふえ)と似たしくみだね。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

参考:『[新版]科学の実験 あそび・工作・手品』(小学館)

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