【小学生自由研究テーマNo.108】

風向計を作ろう!

風向計を作って、風がどちらに向かって吹(ふ)いているのかを調べてみよう。
仕組みがわかれば、自由な形の風向計を作ることができるよ!

風向計を作ろう!
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 厚紙またはスチレンボード(A4サイズくらい)
  • カッター
  • カッターマット
  • 定規
  • わりばし
  • ストロー
  • ビニールテープ
  • 紙コップ
  • ビー玉

実験の進め方

  1. 1

    厚紙に二等辺三角形を書き、切り出す。

  2. 2

    二等辺三角形の真ん中に線を引き、切り分ける。

  3. 3

    わりばしの両方のはしに、切った三角形の前と後ろをそれぞれテープでとめる。

  4. 4

    わりばしを指にのせて前後のバランスがとれる場所(重心)を探し、ストローを垂直に付けてビニールテープで固定する。

  5. 5

    ストローにわりばしを入れ、紙コップの中に立てる。まわりにビー玉を入れて固定する。

    ★ストローがビー玉にうまってしまうと回らなくなるよ。ストローの長さを調節しよう。

  6. 6

    せん風機やエアコンの風に当てて、吹いてくる方を向くか確かめる。

まとめ方・提出の工夫

  • 風向計の作り方を紹介しよう。
  • 風の吹く方向と風向計の動きを図にしよう。風が右から左へ吹いているとき、風向計の先(三角形の先)はどちらを向いたかな?
  • 小高い公園など周りに建物などのない開けた場所に風向計を持っていき、方位磁針で風向きを調べてみよう。雲の動きも観察して、上空との風の流れを比べてみよう。
  • 風向計の形は、片方が小さく(せまく)、もう片方が大きい(広い)という特ちょうがあるよ。厚紙などに大小の好きな絵をかいて切りぬき、オリジナルの風向計を作ってみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 紙飛行機を作って飛ばし、風向きと飛距離(ひきょり)の関係を調べてみよう。風が吹いてくる方へ飛ばすとき、紙飛行機に対して風は「向かい風」になり、風が吹いていく方へ飛ばすときは「追い風」になる。風が横から当たる方向にも飛ばしてみよう。
  • 風向きは、北から南へ吹く風なら「北風」「北の風」、南から北へ吹く風は「南風」「南の風」など、吹いてきた方角で表すよ。北風が冷たく、南風が暖かいのはなぜだろう。南半球でも同じだろうか。調べてみよう。
  • たてものの周りで、風がどの方向に吹いているのか調べよう。たてものによって、風向や風の勢いが変わる。矢印で風向きや大きさを書き込んでみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 風を受ける面積は、小さい方が抵抗(ていこう)が少なく、スムーズに流れやすい。風向計は、風が小さい方から大きい方へ流れるように向きを変えるよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

関連するテーマ

小学生に人気な
自由研究ランキング