【小学生自由研究テーマNo.111】

身近なもので日時計を作ろう

日時計をつかうと、太陽のかげで時間を知ることができるよ。かんたんな方法で作ってみよう。

身近なもので日時計を作ろう
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • ダンボールや空き箱(直径 25cm〜30cm)
  • 鉛筆(えんぴつ)
  • 木工用接着剤(せっちゃくざい)またはセロハンテープ
  • 方位磁石(ほういじしゃく)
  • ペン
  • 定規

実験の進め方

  1. 1

    ダンボールや空き箱のはしから 3 分の 2 の位置(いち)に点をうつ。

    ★長方形の土台を使うときは、長い辺(へん)の 3 分の 2、短い辺の中心に点をうとう。

  2. 2

    点を通る十字の線を引く。長い線の先を「北」にして、東西南北を書く。

  3. 3

    わりばしを半分の長さに切って、先を鉛筆けずりでけずる。

  4. 4

    点の上に鉛筆のとがっている方を上にして立てる。木工用接着剤やセロハンテープでしっかりつける。

  5. 5

    朝、日が出たら日光の当たる場所におき、方位磁石で正確に北を合わせ、のびたかげの位置を記ろくする。

    ★かげの先に点をうって、時間を書いておこう。

  6. 6

    1 時間おきに、かげの位置と時間を記ろくする。日時計の場所を変える場合は、そのたびに正確に北を合わせる。

  7. 7

    暗くなるまで時間を記ろくできたら、点と中心点を線でむすぶ。

まとめ方・提出の工夫

  • 時間の位置にビーズや小さなおもちゃをおいて、オリジナルの日時計にしよう! 食事やおやつ、勉強の時間などをイラストでかいても楽しいね。
  • 線は毎時間同じ角度で動いているかな? かげの長さは、どうかわった? できた日時計をよく見て、気づいたことを書こう。
  • 作り方の手じゅんや使うものを書こう。作ってたいへんだったこと、くふうしたことも書こう。
  • 日時計を実際に使ってみて、よいと思ったことは、どんなことかな? 使いづらいと感じたことは? 感想を書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • (高学年向け)
    住んでいる地域の緯度(いど)と同じ角度にかたむけると、本格的な日時計ができるよ。時計のような文字ばんを作り、土台を正確に北に向けて時刻を記録しよう。
  • 数か月たったら、また同じように時間を記録してみよう。季節が変わると、同じ時間でもかげが動いていることがわかる。理由も調べてみよう。
  • 日時計の歴史を調べてみよう。昔の日時計や、世界にある大きな日時計や変わった形の日時計などを本やインターネットで調べてまとめよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 時計の針は同じ方向に回っていて、この回り方を「時計回り」というね。これは、日時計のかげの動きが元になっているよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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