【小学生自由研究テーマNo.116】

せん望鏡を作ろう!

「せん望鏡」は、鏡の反射を利用して、見えない場所を見ることができるそうちだよ。どのようなしくみか、作って確かめてみよう。

用意するもの

  • 牛乳パック 3 本
  • 手鏡(牛乳パックと同じくらいの幅の小さいもの)2 個
  • ガムテープ
  • カッター/はさみ

実験の進め方

  1. 1

    牛乳パックの口と底を切り取り、 1 本を半分に切る。ひとつの角から 45 度の線を引く。反対の面にも並行に 45 度の線を引き、真ん中の面は直線でつないで黄色い部分を切り取る。

  2. 2

    牛乳パックをひっくり返し、切り取った面の反対側を図のように四角く切り取る。

  3. 3

    残りの牛乳パック 2 本をテープでつなぎ、上と下に②を 1 個ずつテープで固定する。

    ★最初の絵を見て、つなげる方向を確かめながら固定していこう。

  4. 4

    ななめの窓になった部分に鏡が内側になるように手鏡をあて、テープで固定する。反対側の窓にも鏡を固定すれば完成! のぞき穴からのぞいてみよう。

うまくいかない時は、
ここをチェック

  • 2 枚の鏡の角度は、同じになっているかな? 窓の向きも確かめよう。

まとめ方・提出の工夫

  • せん望鏡の作り方を紹介しよう。
  • どのように見えるかを予想して、実際にどう見えたのかを絵で描こう。
  • 鏡に写しているのに、見えているものが反対になっていないのはどうしてだろう。調べてまとめてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 牛乳パックを 10 個つなげたら、どのような景色が見えるかな? 想像してみよう。
  • 真ん中の牛乳パックのつなぎ方を 90 度、180 度回転させると、それぞれどのような見え方になるかな。試してみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 「潜(せん)望鏡」は潜水艦(せんすいかん)で使われていたことから名前がついたよ。水中にもぐったまま、潜望鏡を水面の上まで上げて、水上のようすを見ていたんだよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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