びっくり面談、なう。[大学受験]

あるんですね三者面談、予備校なのに。
いや、むしろ「予備校だからこそ」という考えかたもありますね。
一度は入試で涙をのんだ親子を、そっと優しい言葉で、あるいはきゅーんと厳しい言葉で
励まし、やる気を出させ、そして合格へ導いてくれる……。なんともすてきな三者面談。

この面談については希望者のみということだったので、一応ムスメに相談したところ、
「どっちでもいいよ。」と言っておりました。しかし、こういうチャンスを逃してはいかん。
三者面談だって学費の一部だと思えば、せっせと足を運ぼうぞ、と思うワタクシでございます。

ここでふと、先日お目にかかった、就職セミナー講師をされているかたの話を思い出します。
「子離れできない親が大学生の自立を妨げる」という趣旨の話を伺ったのですが、
入試当日や入学式に保護者が同伴し、その延長で就職活動にも同伴する親が増えている。
そういう親のために「親子で勝ち抜く就職活動」みたいなセミナーを開催して、
「親御さんは就職活動に参加しない方がいい。」という内容のことを話している、という
なんとも笑いばなしのようなことが行われているそうで。

「予備校の三者面談」はこれに近い話ではないのか?

……こういうことを考え始めると、答えの出ないループにはまってしまいます。
大手予備校に通った経験のあるオットに聞いても「昔は三者面談なんてなかった。」
「弁当を持っていくこともなく、外食していた。」「博多ラーメン食べたい。」と、
話がどんどん脱線していくのでムカつくのですが、
昔はなかったものが今はあるということは、やはり要望が多いのでしょう。

とりあえず、疑問を持ちながらも今回は参加してみます。
せっかくの(?)浪人生活、経験できることはしておこうと思います。

うっかり「なでしこジャパン」のことについてなんて、話さないようにしないと。気をつけないと。

プロフィール


おぐらなおみ

漫画家&イラストレーター。長女(25歳)長男(19歳)のベテランママン。急に汗をかく、突然ドキドキするなどの更年期症状と付き合っています。趣味は散歩というか道草。知らない路地をガンガン歩いてよく迷子になる。東京在住。
著書に『働きママン(シリーズ続刊あり)』『私の穴がうまらない』など多数。
Twitter @ogura_naomi

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