【迷っている受験生必見!】模試の成績表に志望大を絞り込むヒントがあった!

高3生にとって、模擬試験は志望大との距離を測る重要なツール。受験本番が近づいてくる秋以降は、返却された成績表を眺めながら「第一志望はこのままで大丈夫?」「併願大を考えたほうがいい?」など、悩むことが増えるかもしれません。今回の記事では、これまで受けた模試の成績表を、志望大の絞り込みや併願大を考えるヒントとして使用する方法をご紹介します。


模試の成績表で長期的な成績の推移を確認

 いくつもの予備校や出版社が模試を実施していますが、今回の記事は進研模試の成績表を例にポイントを紹介します。進研模試の成績表には「成績推移」の欄があります。ここを確認すると、これまで受験した進研模試の成績を長期的に振り返ることができます。春の段階から、徐々に成績が伸びてきているのか、停滞しているのかを確認できますから、残りの期間でどのくらい伸びが期待できるのかの目安となるでしょう。

 

さらに成績表には、「合格者の成績推移との比較」という欄もあります。この欄は、合格者の過去の成績と比較し、志望校合格への距離を視覚的に確認できます。昨年度同じ成績だった先輩の成績変化も表示してあるので、今後の自分の可能性を予測するヒントになるでしょう。

 

 

Bに近いC判定なのか、Dに近いC判定なのかまでチェック

 受験生がもっとも気になるのは、志望大に対する判定でしょう。しかし、志望大の判定を示す欄にはA?Eの合格可能性判定だけでなく、志望者の中であなたがどの位置にいるのかを示す度数分布も記載されています。ここを見ることで「Bに近いC判定」なのか「Dに近いC判定」なのか、より正確な位置を把握することができます。また、「あと何点で判定をアップできるか」も表示してあるので、「第一志望大一本で受験するべきか、併願大を検討するべきか」を決めるヒントにもなるでしょう。

 

 

判定や数字で安易に志望大を諦めるのではなく、「成績を伸ばせる可能性」を分析しよう

 上記で模試の成績表を志望大絞り込みのヒントとする方法を紹介しました。ただし、判定だけに着目して安易に第一志望を変更するのは得策ではありません。例えばマーク模試の場合、機械がマークを読み取れないことが原因で失点していたとしても、判定に影響が出ているはずです。すぐに諦めてしまうのでなく、「もしもケアレスミスがなかったら、実際は何点だったのか」「苦手分野を少しでも克服すれば何点くらい上積みできそうか」などを分析して、残された時間の中でいかに合格に近づけるかを考えましょう。自分一人で客観的に判断できない場合もあるでしょうから、高校の先生や受験を経験した先輩の意見なども聞いて、参考にするとよいでしょう。

 

 

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