4年生の中学受験準備、冬休み明けにやるべきことは?

中学受験を目指す4年生にとって、冬休み明けの今から取り組むべき課題はどのようなものだろうか? 「5年生に向けて、そろそろ問題になってくるのが生活習慣」と語るのは、森上教育研究所の森上展安氏。ベネッセ教育情報サイトでは、今から家族で決めておくべき生活ルールと保護者の役割について、話を聞いた。

4年生の中学受験準備、冬休み明けにやるべきことは?


ゲームやテレビ視聴、メールのやり取りの時間など、5年生に向けてそろそろ家族で話し合い、ルールを決めておきましょう。

「1日○分」「週に○時間」という決め方や、「決められた時間勉強できたら、ごほうびとして」ゲームOKとする、自由にテレビを見てよい曜日を決めるなど、子どもが守りやすい方法を一緒に考えてあげてください。重要なのは、本人が集中して学べるリズムを作ることです。

大人でも、自分で決めたルールを守れないというのはよくあることです。杓子定規に「一度決めたことは絶対守りなさい」といってもうまくいきませんし、だからといって現実に流されるのもよくありません。

「どんなルールなら守れるか」を真剣に子どもと話し合い、実践しながら、我が家流のルール作りをしていってください。学力は、先生の指導さえよければ伸びるというものでもありません。学ぶ環境や友達からの刺激も大きいものです。もし、今通っている塾の雰囲気がよくなく、友達からよい刺激を受けられないようなら、転塾も視野に入れましょう。


現在、中学入試は多様化の途上にあり、適性試験と面接のみでの審査や英語のみの試験など、さまざまな方法で受けられる学校も増えています。つまり、学力を判断するものさしは「偏差値」のみではなくなってきているのです。


どんな環境や学習法のもとでなら、我が子がいちばん自分らしい力を発揮できるか、保護者はぜひ広い視野で考えていただきたいと思います。


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