夏休み中に子どもに体験させたい!あんなことこんなこと

 多くの子どもたちにとって夏休みは特別なもの。宿題やおけいこごとなどもたくさんあると思いますが、日頃できない体験がいろいろできるのも夏休みの魅力です。保護者のかたにとっても、長い休み中に子どもたちに体験させたいことがあるはず。保護者のかたは子どもにどんな体験をさせたいのでしょうか。アンケートでたずねてみました。


夏休みに子どもにさせたい体験、トップは旅行


 子どもにとっての長い夏休みは、保護者にとってもいつもと違う日常の始まり。共働きの家では子どもの留守番についても考えなくてはならないでしょう。宿題や、夏期講習など、子どもにとっても時間に追われる部分があるのではないでしょうか。
とはいえ、いつもより家族で過ごす時間が多い時期。この機会に夏休みの過ごし方について考えてみるのもいいかもしれません。

 

保護者に聞いた夏休みに子どもにさせたい体験では、「家族でお出かけ(旅行など)」が31%でトップでした。また、季節を楽しめる海やプールなど「夏ならではのレジャー」と回答した方も多数。そのほか、ワークショップやキャンプなどのように「自然の中で過ごす体験」を挙げている方も。家族でいっしょに過ごすことで、家族間のコミュニケーションも高まりそうです。
旅行など、知らない場所を訪ねることは、子どもにとっても知識になり、好奇心を刺激される体験です。さまざまなことに興味を持つきっかけのひとつになるのでは。

 

 

夏休みの経験から身につけて欲しいことは?

 1学期の終わりと2学期で子どもが変化したと感じることはありませんか。それは成長の証。自主性が育ったり、前向きになったり…それは夏休みの間の過ごし方が影響しているのかもしれません。たとえば、ボランティア活動をすることで、人や地球にやさしい生き方に気づいたり、自由研究で観察や実験に取り組むことで試行錯誤することが身につくなど。

 


アンケートによれば、保護者が夏休みの経験から子どもに身につけてもらいたいことは、「自己管理」、「自立心」、「協調性」、「忍耐力」などです。いずれも身につけることで、学習にはもちろん、社会に出たときにも役立つ力です。これらは、さまざまな体験から得ることができます。
フリー回答では、「幅広い視野」、「いろんな友達と遊ぶ。自分から遊びに行くこと」、「虫に慣れて欲しい」という意見も見られました。

 

また、夏休み中に子どもに習慣づけたいことも聞いてみました。

 


トップは、「自分のことは自分でする」。忙しい日常では、つい時間がなくて保護者がやってしまうということはよくあること。しかし、これも長期の夏休みであれば、多少時間に追われず取り組めることなのではないでしょうか。
「早寝・早起き」や「家のお手伝い」も、夏休みに習慣づけておけば、今後の生活習慣の基本にもなります。

 

長い夏休み、子どもの成長を促せる時間にしてあげたいものですね! 

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年6月15日~2015年6月29日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:2,468人

 

 

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