指先を使うと頭がよくなるってホント!?

指先はとても重要な感覚刺激の器官で、子どもの発達に大きな影響を与えると言われています。指先と脳には、一体どんな関係があるのでしょうか。

指先と脳の関係

生まれたときから赤ちゃんは、指しゃぶりをしたり、指を握ったり開いたりと、手指を盛んに動かします。少し大きくなると、興味のあるものに指で触れたり、つかんだりすることができるようになり、やがて上手に道具を操れるようになっていきます。

こうして指先をたくさん使うことで神経が発達し、さまざまな動きができるようになっていきますが、指先の運動は脳にも刺激を与え、子どもの成長・発達を促す面もあるというのはご存知でしょうか。

言葉を操る力や思考力、記憶力、運動能力などをつかさどる、大脳。実はこの大脳に、手指の運動が刺激となって、影響を与えると言われているのです。指先をたくさん動かすと、それだけ脳が活発に動き、思考力や記憶力も活性化するのだとか。成長期の子どもには、ぜひ指先を使った運動を取り入れてみたいものです。

指先を使った遊び

脳を活性化させる指先の運動には、ピアノやバイオリンなどの習い事も効果的ですが、普段の遊びの中にも指先運動はたくさんあります。

例えば赤ちゃんが使う、ガラガラ。握る、振る、とふたつの動きができ、音も鳴るので、聴覚の感覚刺激にもなります。また、幼児期では、積み木遊びや、シール貼り、お絵かき、折り紙などがオススメです。より繊細な指先の動きには集中力も必要とされるので、遊びながら頭をよくすることが期待できますよ。

食事やおやつの時間も、指先運動の絶好の機会です。指先でつまんで食べられるような、小さくカットしたキュウリやリンゴ、お豆やボーロなどを用意してみてはいかがでしょう。普段の何気ない生活の中にも、指先運動を促すチャンスがまだまだたくさんありそうですね。

頭がよくなる指先遊びのポイント

指先遊びをさらに効果的にするには、おもちゃを使って遊ぶだけではなく、「考える力」を組み合わせることが大切です。幼児向けのエデュトイ(知育玩具)をお届けしているこどもちゃれんじでは、手指で物を動かし、さらに色や形の組み合わせを考えるという点も遊びの中に取り入れています。

例えば2・3歳向け〈ぽけっと〉コースの、サンドイッチを作って遊ぶエデュトイでは、丸、三角、四角の形や、色、大きさの大小など、それぞれのパーツの違いを目で見て感じ、それをどう組み合わせるかを、実際に指先で組み立てながら考えます。また、年少さん向けのパズルのように、積み木と積み木を組み合わせて遊ぶエデュトイでは、物の形や大きさを比べて考えたり、指先でバランスを調整しながら積み上げたりと、子ども自身が遊びの中で工夫をしながら学べます。

ただ脳を鍛えるための指先運動ではなく、遊ぶ楽しさに支えられることで、集中力や意欲も高まりそうです。<こどもちゃれんじ>なら、年齢に合ったテーマやレベル設計のエデュトイで、できることが増えていく喜びを感じながら脳を鍛えられます。頭がよくなる指先遊び、ふだんの遊びに取り入れてみてはいかがでしょう。

  • 参考:埼玉県立大学 林弘之准教授著「解剖学からみた脳の活性化」
  • http://www.spu.ac.jp/nocms/strawberry0008/25web/25-11-2.pdf

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