子どもが体操・新体操を習うメリットと教室選び

体操は、幼稚園や保育園での体育などで取り組むので、身近な習い事のひとつです。また、新体操のかわいらしい衣装や、さまざまな手具を使いこなす姿に憧れる子ども多いことでしょう。
子どもが体操教室に通いたいと言っていたり、子どもに体操教室を習わせたいと思っていたりする保護者に向けて、今回は体操の習い事について、メリットや体操の種類ごとの特徴、教室の選び方をご紹介します。

体操を習うことのメリット

子どもが体操を習うことのメリットには、まず運動神経の基礎がつくられることが挙げられます。バランス感覚や柔軟性が身について、ケガもしにくくなるでしょう。さらに基礎体力や免疫力もつき、体が丈夫になるとも言われています。
また、適度な運動によってほどよい疲れを得られるため、寝つきがよくなるというメリットもあります。ストレス解消にも効果的です。
さらに、新体操の場合は音楽に合わせて演技をするため、リズム感や表現力も身につくことが期待されます。表現力は体操だけでなく、日常のコミュニケーションにも役立ちます。

体操の種類別の特徴

体操の習い事は主に器械体操と新体操、体育教室に分かれます。それぞれの特徴についてご紹介しましょう。

■器械体操
器械体操はその名の通り、鉄棒や平行棒、平均台などの器械を用いた体操です。床以外の種目は男子と女子では異なります。技の難度のほか、ダイナミックさ、美しさ、安定度を競う競技なので、反射神経や動体視力が求められます。
子ども向けの器械体操の場合、最初はプロのような危険な技をすることはありません。跳び箱や平均台、マットを用いて、学校における体育の延長のような内容を行います。この最初の段階をクリアできたら、本格的な器械体操のコースに進んでもよいでしょう。

■新体操
新体操はリボンやボール、フープなどの手具を用い、音楽に合わせて体を動かす体操です。技の難度のほか、美しさや表現力を競います。ジャンプ、投げた手具のキャッチ、回転など、瞬発力とスピードが求められる競技です。
バレエとの違いは、手具を用いる点と上半身の動きにあります。バレエはなめらかさ・やわらかさが重視され、そこから生まれる芸術性を追求する点が特徴です。それに対し新体操は、芸術性よりもスポーツとしてより難しい技・動きを追及する点が特徴です。そのため、より難しい技を習得しようとすると、バレエ以上に柔軟性を求められる側面もあります。

■体育教室
体育教室では、器械体操で行うようなマット運動や飛び箱のほか、ストレッチやトランポリンなどの運動を行います。幼児期の子ども向けに開講されていることが多く、基礎体力づくりに重点を置いた習い事だと言えるでしょう。

体操教室の選び方

体操教室の選び方は、習いたい体操の種類のほか、以下の3ポイントを押さえましょう。

まず、習う目的に合った教室を選びましょう。プロの選手を目指したいのか、それとも苦手な体育を子どもに好きになってもらいたいのかなど、目的によって選ぶ教室が変わります。

次に、子どもが楽しめる教室を選びましょう。競争が激しすぎたり先生が厳しすぎたりすると、子どもが窮屈に感じる可能性があります。教室の見学や体験に参加して、教室の雰囲気や先生との相性を見極めましょう。

また、施設の設備がととのっているかもチェックしましょう。練習スペースが広かったり、新しく丈夫な練習器具がそろっていたりする教室がベストです。

子どもがのびのびと体を動かせる体操教室を探そう!

体操に限らず、スポーツの習い事は楽しく継続することが大切です。楽しめると上達し、上達するとまた習い事を続けるモチベーションになります。お子さまを体操教室に通わせたいと思ったら、まずはお子さまと一緒に教室を見学したり体験したりしてみましょう。お子さまがのびのび体を動かせる体操教室を見つけて、体づくりに励んでみてください。

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