赤ちゃんのツルツルスベスベのおしりを保つポイントは「こすらない」&「保湿」

赤ちゃんのおしりに赤いブツブツができてしまったり、ひどいと赤くただれてしまったりするオムツかぶれ。赤ちゃんは新陳代謝が活発で、おしっこの回数が多く、うんちも水分が多めです。
そのため、汗をかきやすい夏場だけではなくオールシーズン、オムツの中が蒸れやすく、オムツかぶれしやすいのです。しっかりケアしてあげて、ツルツルスベスベなおしりを守ってあげましょう。

オムツかぶれの原因は?

オムツかぶれは、オムツが当たる部分の皮膚がこすれて起こる皮膚炎です。そのため、オムツのサイズが合っていないとオムツかぶれしやすいので要注意です。
また、赤ちゃんはおしっこやうんちの回数が多く、オムツの中は常に蒸れやすいため、雑菌や細菌が繁殖してしまう危険にさらされています。さらに、尿素やうんちの酵素などの影響で皮膚が炎症を起こしてしまうことも。

そんな状況で、水分多めのうんちをきれいに拭き取ろうとゴシゴシこすってしまうと皮膚を傷つけてしまい、より、オムツかぶれしやすくなってしまうのです。
オムツかぶれの原因となる要素はほかにもあります。布オムツの場合は、洗濯するときの洗剤も要チェックです。なぜなら、洗剤が合わなくてかぶれてしまうこともあるからです。

オムツかぶれにならないためには?

オムツかぶれを防ぐには、とにかくこまめにオムツを替えて清潔に保つことが一番です。うんちのときだけではなく、おしっこのときもしっかり拭いてあげましょう。その際のポイントは強くこすらないこと!

また、拭きすぎて乾燥してしまうのもよくありません。赤ちゃんの肌はしっとりフワフワですよね。それは、保水力が高いからです。そんな赤ちゃんの肌が乾燥しすぎてしまうと、よりこすれやすくなってオムツかぶれしやすくなってしまうのです。
冬場などに「乾燥気味かな」と思ったら、赤ちゃんにも使えるクリームや保湿剤が市販されていますので、しっかり保湿ケアをしてあげましょう。

オムツかぶれになってしまったらどうしたらいいの?

オムツかぶれになってしまっても慌てなくて大丈夫。軽いオムツかぶれなら、清潔に保ちつつ、ワセリンや馬油などの保湿剤でケアしてあげればよくなります。
また、おしりを拭くときにいつものおしり拭きを使わず、ぬるま湯に浸した脱脂綿やガーゼで拭いてあげたり、霧吹きやシャワーなどを使って洗い流してあげたりすると、こすらなくてもきれいにしてあげることができます。とにかく、「ゴシゴシこすらず、清潔に」がポイントです。

それでもかぶれてしまう場合には、紙オムツを布オムツに代えてみたり、紙オムツのメーカーやサイズを変えてみたりするのもひとつの方法です。紙オムツは同じSやMサイズでも、メーカーによって実寸やフィット感が若干違います。メーカーによっては少量パックや試供品などが用意されていることもあるので、お子さまに合うオムツを探してあげましょう。

また、布オムツを使っていてかぶれてしまうなら、しばらく紙オムツに代えて、こまめにオムツ交換してあげるのもよいでしょう。
暖かい季節なら、オムツを替えるときにお尻を拭いたあと、しばらく裸のままで過ごさせてあげるという方法も効果的です。その際には、室温に気を配り、下に清潔な敷物を敷くなど、赤ちゃんが快適に過ごせる環境をオムツと一緒にととのえておきましょう。
ちなみに、オムツの締めつけや蒸れから解放されて、気分がよくなってそのままおしっこなどをしてしまうことがあります。裸の時間がちょっと長めなら、下に防水シートを敷くなど対策をしておくと安心です。

こんなときには要注意!

オムツのサイズも合っている、こまめに交換もしている、保湿もして清潔のはずなのに何度もオムツかぶれを繰り返したり、なかなか治らなかったり、ひどい症状の場合には要注意です。
カビの一種が原因の「皮膚カンジダ症」かもしれません。塗り薬などの外用薬で炎症を抑えることができるので、自己判断はしないで医師に診てもらいましょう。
赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、デリケート。敏感で外からの刺激にも弱いので、保護者がしっかりケアしてあげることが必要です。

いざ肌トラブルが起きたとき、早めに対応すれば、悪化することを防げます。そのためにも、オムツ交換の度にしっかり赤ちゃんのおしりの状態をチェック!
「ちょっと赤いな」「おしりを拭いたらいやがる」など、少しでも気になることがあれば早めに対処してあげましょう。

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