勉強の効率アップ!脳科学的学習法

 勉強の効率をアップさせたい...それは誰もが抱く望みでしょう。実はちょっとしたコツがあるんです。紹介していきましょう。

 

 


「脳科学的ストーリー暗記術」で暗記科目対策!

 暗記科目は、用語を無理やり詰め込むだけではテストでいい点はとれませんし、記憶が定着しません。もし好きなタレントなどがいるなら、きっとその人の情報は勉強しなくてもたくさん覚えているでしょう。たとえばその人が名古屋出身なら、テレビで名古屋の名産品の話をしていて「おいしそう」と思って覚えた...というように、その情報にまつわる背景とセットで覚えているのではないでしょうか。

それが、脳科学的に言うと「ストーリー記憶」。人間の脳は、物事のつながりをストーリーにして「理解しやすい形」に変えると、記憶が強化されるようになっているのです。

苦手な科目は、用語を丸暗記しようとするのではなく、その用語の理由まで考えて、図なども盛り込んでノートにまとめるといいでしょう。

 

 


「脳科学的テスト勉強法」で集中!

 誰でもできる、脳科学的に効果のある勉強には3つのポイントがあります。

 

1.ごほうび目当てでやる

 「ゲームをやりたいから、その前に15分勉強!」など、ごほうびを設定すると脳が勉強に対して好印象を持ちます。音楽を聴く、お菓子を食べるなど、何でもいいので小さなごほうびを自分で用意しましょう。

 


2.得意教科は先にやってOK

 苦手教科から始めるとなかなか進まず、せっかくのやる気がすぐになくなってしまいますが、得意教科から始めるとスイスイ進んで、よい調子を持続したまま苦手教科に取り組めますよ。

 


3.ニコニコしながら勉強する

 無理やりにでも笑顔をつくって物事に取り組むと、脳が「今やっているのは楽しいことだ」と勘違いして、持続力がアップするのです。

 

 

 


「脳科学的ケアレスミス対策」で点数アップ!

 テストで一番もったいないのは、ケアレスミスによる失点です。1教科で2~3問ケアレスミスをしただけでも、9教科では合計20~30点もの減点につながります。

でも、注意力は鍛えることが可能。勉強の合間に簡単なトレーニングに取り組むだけで、ケアレスミスを減らせるようになるはず。

 

1.かな拾いトレーニング

 教科書の好きなページを開き、文章を読みながら、文中の「す」の文字を数えましょう。「スイス」「すごい」など、熟語に含まれるものもカウント。ページを変えたり、数える文字を変えたりしながら続けてみましょう。

 

 


トレーニング2・手たたきトレーニング

 まず相手に好きなリズムで手をたたいてもらい、自分もそれと同じリズムで手をたたきましょう。これを10回繰り返します。次は、「相手が手をたたいたあとに人差し指を立てたら、自分はその回は手をたたかない」など、「このときはたたかない」というルールを加えて、もう10回繰り返しましょう。

 

 

いかがでしたか? ぜひ日頃から取り入れてみてくださいね。


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