刺激や不思議がいっぱい!4歳、5歳の夏の身近な学びポイント

4歳、5歳になってくると、「知ってる?」とか「すごいでしょ!」と自分が知っていることを自慢するようになってきます。それは、知識がどんどん深まっている証拠です。知識や経験から得た自信は、子どもの「もっと知りたい」「わかるって楽しい」という気持ちにつながります。この時期に養われた自信は、生活や勉強を頑張る学びの基礎になります。子どもの自信をもっと引き出して、みずから学ぶ力を伸ばしてあげましょう。


見る・聞く・触る…夏は身近な実体験から知識や自信を育むチャンス

 子どもは4、5歳の年中さんになって、自信を持ち始めると、自分の身のまわりのことやものへの興味が高まってきます。たとえば、年少さんのころは「セミ」という名前や形を覚えるだけだったのが、年中さんになると同じセミでも鳴き声や特長など細かな違いに注目して、見分けることができるようになってきます。

 

このとき、見る・聞く・触るの実体験を通して、子どもの好奇心や探究心を刺激してあげましょう。夏休みを利用して、お出かけや遊びの中で、体験すれば、学びの夏にもなるはず。

 

おすすめスポットのひとつが、動物園や水族館。動物園や水族館は、日常生活では見られない動物や魚などを見ることができます。動物の姿や模様、鳴き声、動きなどは、子どもの好奇心をくすぐります。観察することで、想像力も刺激されます。また、ポニーやうさぎなどの動物と触れ合うことで、生き物への愛情や思いやりも育まれます。

 

帰省先や旅行先で自然に触れるのも子どもにとっては新鮮な刺激。鳥や虫、蛙の鳴き声など、実体験として触れることで、子どもの世界は広がります。

 

 

触れることで得られた知識が自信につながっていく

 出かけた先などで新しく得た知識は、子どもの自信につながります。自信をパワーアップするのは、親の反応。大人も知らなかったことを自分は知っている、そんな子どもの優越感をくすぐるのが「知らなかった!」という言葉。子どもが自信たっぷりに知識を披露したら、話を最後まできちんと聞いて、身についた知識を認めてあげましょう。

 

また、子どもの話に興味があることを伝え、次を促す言葉が「もっと教えて!」です。教える、という楽しさを体験することで、さらに学ぼうという意欲が育ちます。

 

「すごいなあ、驚いた」という反応も子どもの自信をパワーアップする言葉。知識に対してだけでなく、何かを達成したときにも有効です。表情豊かに感心していることを伝えてあげるとそれが子どもの自信をさらに育みます。

 

実体験をしたあとに、絵本や図鑑などで確認することで、よりしっかりした知識が身につきます。体験を振り返るなかで、さらに興味が広がるきっかけにも。ぜひ親子で確認し、学びを広げてあげてください。

 

 

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