すべては入試につながっている!定期テストの上手な活用法

定期テストではハイレベルな知識よりも、授業で習った知識を確かめる問題が出されます。これは、自分の基礎学力を確認できるチャンスだということ。だったら、「しかたなく受けるテスト」としてやりすごさず、積極的に腕試しをしてみませんか。そして答案返却後も、間違えた箇所を見直して弱点を見つけ、受験勉強へとつなげていきましょう!


実は入試とつながっている

 これを読んでいる皆さんの多くが受けるであろうセンター試験では、8割近くの問題が高校1?2年で習う範囲から出題されます。入試といっても応用問題ばかりでなく、基礎的な学習内容の理解が問われるのです。そしてこの基礎学力を試すのが定期テスト。つまり、受験に求められる力が、普段の定期テスト対策のなかで既に培われているということです。この点をぜひ意識して、自分の将来の選択肢を広げるためにも、定期テストにはしっかり取り組んでください。

 

 

定期テストだからできること

 定期テストの一番の活用しどころは、答案が返却された後です。むしろ返却後が本番と言ってよいほど。まずは授業中に行われるテストの解説を真剣に聞きましょう。出題した先生自身が出題のねらいや解答のポイント、正答例・誤答例を示してくれるということは、外部模試にはない、学校の定期テストならではの利点。授業で習ったことがテストでどのように問われたのかを確認しておくことが大切です。例えば、論述や作文形式の問題などは、同じ問題を同じ条件下で解いた友達と答案を比べると、どこが評価され、どこが減点されているのかがわかって有意義でしょう。

 

また定期テストは模試や実力テストに比べると出題範囲がせまく限られているので、自分の苦手分野を見つけやすいという利点もあります。間違えた箇所は放っておかず、原因を追究してください。自分の弱点に気づかせてくれることも定期テストがもたらすメリットです。

 

 

納得する結果より、満足できる結果をめざそう

 テスト期間とその見直しを通じて、今の自分の弱点がわかると、将来の大学入試に向けて力を入れるべき科目や分野がハッキリします。そこから自分で計画を立てて勉強に取り組めば、親や先生、あるいは学習塾などに促されてしかたなく取り組むのとは異なり、勉強が自分のものになるはずです。

 

1つのテスト期間を終える度、あなた自身が1つステップアップできるというイメージを持ってください。それを重ねていくと、学校の成績や入試の結果が、「まあ自分はこんなものか」と消極的に納得してしまう程度のものではなく、「やっぱり自分はこれだけできるんだ!」と満足できるものに変わっていきます。

 

 

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