新学期の部活、どんなふうに決めたらいい? 気をつけるポイントは?

 「4月からいよいよ中学生!」というあなた。どんな部活に入りたいか、考えていますか? どの部活を選ぶかで、学校生活も大きく変わってきます。「もう決めている!」という人も、「まだわからない」という人も、部活の決め方について一緒に考えていきましょう。

気になる部活にはどんどん見学や仮入部を!

 できればひとつだけでなく、さまざまな部活に行ってみるのがおすすめ。部活によって、それぞれ雰囲気やルールがまったく違うからです。「見学したからには入部しないと申し訳ない…」なんて思う必要はありませんから、安心してください。また、体験期間にいろいろな部活に行ってみると、友だち作りのきっかけにもなります。
見学の際には、下記の点をチェックしてみるといいでしょう。

・活動内容の詳細

下校時間は何時か、活動は週にどのくらいか、テスト期間や夏休み・冬休みなどの活動はどうなるかなど、勉強との両立のために確認しておきましょう。また、部活は多かれ少なかれお金がかかるものなので、必要な道具も聞いておけるといいでしょう。

・顧問の先生

先生が熱心かどうかは、部活をがんばりたい人にとって大切なポイント。先生があまり熱心でないと、満足な活動ができない恐れがあります。

・先輩や同級生のレベル

レベルの高い部活だと、自分以外がほとんど経験者だったり、練習内容がかなりハードだったりするかもしれません。「それもがんばって乗り越える!」と思えるくらいやってみたい部活であれば、挑戦する価値はおおいにあるでしょう。ただし、「自分のペースでゆっくり基礎を身につけていきたい」とか「できればレギュラーになって活躍したい」という気持ちがあるなら、先輩や同級生に初心者がいる部活などのほうが合っているかもしれません。

友だちの意見より、自分の興味や感覚を大切に

 「仲のいい友だちと同じ部活にする」という決め方は、結局その部の活動内容に興味がもてず、長続きしない可能性があるので、あまりおすすめはできません。あなた自身が「やってみたい」と思える部活を見つけてください。最初は友だちがいなくても、部活に入れば必ず友だちができるはずなので、心配はいりませんよ。
ただし、「どの部活にもあまり興味がもてないけれど、どこかの部活には入ってみたい」という場合には、友だちに合わせてみるのもひとつの方法。それをきっかけに、自分の新たな目標や才能に気づけるケースもあるはずです。

迷ったら家族に相談してみよう

 どうしても決められないときは、家族に相談してみるのもいいでしょう。親やきょうだいは、あなたの性格などを知ったうえで、客観的にアドバイスをくれるはず。同じ中学の兄や姉がいるなら、迷っている部活について、先輩目線での詳しい意見を聞くこともできるでしょう。

目上の先輩に対するマナーや礼儀、一緒の物事に取り組むことで生まれる友情、感受性や体力アップなど、部活から得られるのは貴重なものばかり。部活がいい思い出のひとつになることも間違いありません。ぜひ自分に合う部活を決めて、中学校生活をよりいっそう楽しいものにしてくださいね!

参照:「イマドキの「部活動」」ODECO子ども生活研究所 編(メタブレーン)

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