【国語文法】 文節分けで「〜する」は分けないのに「〜みる」は分けるのはなぜ?
文節に分けるとき「到着する」は分けないのに,「食べてみる」は「食べて」と「みる」に分けるのはなぜですか。
進研ゼミからの回答
「到着する」は一つの単語なので,分けません。「食べてみる」は,「食べて」に「みる」が「(~して)みる」という意味を添(そ)えています。このような場合は二つに分けます。
・「到着する」・・・「到着」と「する」が結び付いて一単語になったもの(複合語)
→文節に分けない。
・「食べてみる」・・ここでの「~みる」は,「食べる」に「ためしに…する」という意味を添えている。
→「意味を添える語」(=補助語)はそれだけで一つの文節になるので分ける。
「食べて/みる」
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・「意味を添える語」を見分けるコツ・・・直前に「~て(で)」があることが多い!
「到着する」など,「~する」という形の語・・・・・・一単語なので文節に分けません。
・勉強する ・運動する
・達する ・愛する
・いたずらする ・リサイクルする など
「食べてみる」など,「~て(で)+意味を添える語」・・・「~て(で)」の直後で文節に分けます。
・行って/くる ・話して/いる
・歌って/ほしい ・遊んで/もらう
・書いて/おく ・読んで/みる
・寝て/しまう ・置いて/ある