【文型】未来形と未来進行形の違い
I'll work overtime at nine tomorrow.とI'll be working overtime at nine tomorrow.では,どう意味がちがうのですか。
英作文をするときに,未来形で書けばいいのか,未来進行形にするのか,迷うことがよくあります。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
I’ll work overtime at nine tomorrow.とI’ll be working overtime at nine tomorrow. では、どう意味が違うのですか。
英作文をするときに、未来時制で書けばいいのか、未来進行形にするのか、迷います、というご質問ですね。
【解説】
まずは、ご質問の2つの英文の意味の違いで、未来時制と未来進行形の違いを確認しましょう。
(1)I’ll work overtime at nine tomorrow.(未来形)
=「明日の9時に残業するだろう〔つもりだ〕」
→<単なる未来の予定・話し手の意志>を表します。
(2)I’ll be working overtime at nine tomorrow.(未来進行形)
=「明日の9時には私は残業しているだろう」
→<未来のある時点での進行中の動作や出来事・確定的な未来の予定(成り行き)>を表します。
※次の例文も参考にしてください。さらに意味の違いを確認しましょう。
例1)I’ll see him soon.「近いうちに彼に会います」〈話し手の意志〉
例2)I’ll be seeing him soon.「近いうちに彼に会うことになるでしょう」〈成り行き〉
I’ll be talking with him about the matter at noon tomorrow.
「私は明日の正午に、彼とその件について話し合っているでしょう」
〈未来のある時点での進行中の動作〉
【アドバイス】
このように例文を参考にしながら覚えるようにすると、未来時制と未来進行形の微妙な違いがよくわかるでしょう。それではこれで回答を終わります。 これからも『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んで、実力を伸ばしてください。