【文型】第4文型と第5文型の違い
(1)He made his son a desk.「彼は息子に机を作ってやった」と
(2)He made his son a doctor.「彼は息子を医者にした」は、
どちらも〈主語+動詞+名詞+名詞〉という形式の英文で、He made his son a ...という部分まで同じですが、(1)は〈S+V+O+O〉(第4文型)、(2)は〈S+V+O+C〉(第5文型)と習いました。
同じ形式の文で、なぜ文型が違うのですか。また、〈S+V+O+O〉と〈S+V+O+C〉はどう区別するのですか。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
(1)He made his son a desk.「彼は息子に机をつくってやった」と
(2)He made his son a doctor.「彼は息子を医者にした」は、
どちらも〈主語+動詞+名詞+名詞〉という形式の英文で、He made his son a ...という部分まで同じですが、(1)は〈S+V+O+O〉(第4文型)、(2)は〈S+V+O+C〉(第5文型)と習いました。
同じ形式の文で、なぜ文型が違うのですか。また、〈S+V+O+O〉と〈S+V+O+C〉はどう区別するのですか。というご質問ですね。
【解説】
まず、前提として、〈補語〉(C)になるのは名詞か形容詞で、 〈目的語〉(O)になるのは名詞だけです。
したがって、〈S+V+O+形容詞〉という構成の英文は〈S+V+O+C〉(第5文型)と考えます。
He | made | his son | happy. | 「彼は息子を幸せにした」 |
S | V | O(名詞) | C(形容詞) |
しかし、〈S+V+O+名詞〉という構成の英文は、〈S+V+O+O〉(第4文型)と〈S+V+O+C〉(第5文型)という2つの場合が考えられます。
そこで、〈S+V+O+名詞〉は、どう考えて文型を区別するべきかを考えてみましょう。
となります。
では、実際の英文で語と語の関係を確かめてみましょう。
このようにOと、Oに続く語の関係を確かめると文型がわかりますね。
第4文型と第5文型の違いはわかりましたか? 参考にしてくださいね。
【アドバイス】
〈S+V+名詞+名詞〉の文型を判断する最大のポイントは名詞と名詞の関係です。
迷った時はイコールの関係になるかどうかを確かめてみましょう。
これからも頑張ってくださいね。