【受動態/動名詞】being knocked(受動態の動名詞)について
I saw that child come very close to being knocked down by a car.
という問題の、to being knocked downのto being って何のためのbeingですか。
進研ゼミからの回答
こんにちは。ゼミの教材にしっかり取り組みながら頑張っていますね。
それでは、いただいたご質問に回答いたします。
【質問内容】
I saw that child come very close to being knocked down by a car.
という問題の、to being knocked downのto beingって何のためのbeingですか。
問題文の中のbeingの働きについてのご質問ですね。
【質問への回答】
I saw that child come very close to being knocked down by a car.
「私はその子どもがもう少しで車にはねられそうになるのを見た」
この文のbeing knocked downは、受動態の動名詞になっています。
受動態の動名詞は、〈being+過去分詞〉の形です。例)で確認しましょう。
例) She doesn’t like being treated as a child.
「彼女は子ども扱いされるのが嫌いだ」
このbeing treatedは受動態の動名詞で、動詞likeの目的語になっています。
「・・されること」という〈受け身〉の意味を表すために〈being+過去分詞〉の形が用いられ
ています。
もし、beingがなくて単にtreating(能動態の動名詞)だと、「子ども扱いすることが嫌いだ」
という意味になってしまいます。
ご質問の文のcome close to...のtoは前置詞なので、あとには名詞またはそれに相当する語
句が来ます。ここでは「もう少しで・・・されるところである」という意味を表すために、knock
down「(車が)・・・をはねる、ひく」を受動態の動名詞にして〈being+過去分詞〉の形にしていま
す。受動態にするためにbeingが必要なのですね。
【学習アドバイス】
動名詞については、受動態や否定形などについてよく出題されます。また、to不定詞にも受動
態があり、〈to be+過去分詞〉の形になるので、ここで一緒に覚えておきましょう。
例)She doesn’t like to be treated as a child.
「彼女は子ども扱いされるのが嫌いだ」
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