【特殊な構文】強調構文の作り方について。
強調構文の作り方がよくわかりません。教えてください。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
いただいた質問について,早速お答えしましょう。
【質問の確認】
今回の質問は「強調構文の作り方」についてですね。
【解説】
強調構文の作り方を,次の英文で考えてみましょう。
Tom saw Jane at the movie theater yesterday.
(トムは昨日映画館でジェーンに会った。)
この英文を文の要素で分けると次のようになります。
①S=Tom ②V=saw ③O=Jane ④副詞句=at the movie theater ⑤副詞=yesterday
強調構文<It is[was] A that ...>では,強調したい語・句・節をAに置きます。
上の英文では,①S,③O,④副詞句,⑤副詞をAに置いて強調することができます。
(*②述語動詞Vを強調構文で強調することはできません。)
強調したい語句をAに置き,残りの英文をそのままthatの後の“...”の部分に続ければ強調構文ができあがります。
以上のように,強調構文は,<It is[was] A that ...>の形をしていて,強調したい語・句・節をAに置いたものであることを理解しておきましょう。
【アドバイス】
・①のように強調する語が<人>で,主語の場合はthatの代わりにwhoを用いることもできます。
It was Tom who saw Jane at the movie theater yesterday.
・③のように,強調する語が<人>で,目的語の場合はthatの代わりにwhoまたはwhomを用いることもできます。
It was Jane who[whom] Tom saw at the movie theater yesterday.
・現在の文ではIt isで,過去の文ではIt wasで始めることも覚えておきましょう。