【小学生自由研究テーマNo.39】

たまごのカラをお酢で溶(と)かそう!

割れやすいたまごのカラだけど、かたくて溶けるようには思えない。でも、ある調味料で溶かしてしまうことができるよ。どんな変化が起きるかな?

用意するもの

  • 生たまご
    ★カラが溶けたたまごは食べられません。
  • 酢(す)
  • コップまたはビン
    ★たまごがふくらむので、大きめのもの
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム

実験の進め方

  1. 1

    コップにたまごを入れて、たまごがつかるくらいの酢を加える。

  2. 2

    入れた直後の様子を観察して写真(しゃしん)や絵で記録する。

  3. 3

    たまごの一部が浮いてしまうので、定期的に割りばしなどで回転させる。そのときに、気づいた変化を記録しておく。たまごの大きさ、沈んでいる深さなども観察する。

  4. 4

    1 日 1 回、酢をとりかえる。

  5. 5

    カラが溶けたあとも数日実験を続け、様子を観察する。

    ★カラが溶けたあとのたまごは、とても割れやすいので、割りばしでつついたりしない。

まとめ方・提出の工夫

  • 使った道具や調べた方法を紙に書こう。
  • 溶けていく途中の様子や、観察して気づいたことを書こう。
    (例)
    たまごを酢につけたとき、どんな変化がおきたかな?
    たまごは、どのくらいの時間をかけて溶けていった?
  • カラが溶けたあとも、たまごの形がくずれないのはなぜかな。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • たまごのカラは主に炭酸(たんさん)カルシウムでできている。酢には、炭酸カルシウムを溶かす働きがあるよ。
  • カラが溶けたあと、たまごが大きくなるのは、「浸透圧(しんとうあつ)」が関係しているよ。調べて、わかったことをまとめてみよう。

キーワードを調べよう

  • 「炭酸カルシウム/たまごのカラ」
  • 「浸透圧/たまご」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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