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高校英語 定期テスト対策【仮定法】実現可能性がある未来の仮定について

【仮定法】実現可能性がある未来の仮定について

【問題】 次の日本文の意味を表すよう、書き出しに続けて英文を完成させなさい。
   もし次の電車に乗り遅れたら、時間通りにそこに着かないだろう。
   If you miss the next train,                          .

この問題で解答がyou won’t get there on timeとなっており、「実現可能性がある未来の仮定は直説法で表す」と説明されていますが、直説法がよく理解できておらず、よくわかりません。
どうして、仮定法のyou would not get there on time ではだめなのですか?

進研ゼミからの回答

こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。


【質問内容】

【問題】 次の日本文の意味を表すよう、書き出しに続けて英文を完成させなさい。
もし次の電車に乗り遅れたら、時間通りにそこに着かないだろう。
If you miss the next train,________________.

この問題で解答がyou won’t get there on timeとなっており、「実現可能性がある未来の仮定は直説法で表す」と説明されていますが、直説法がよく理解できておらず、よくわかりません。
どうして、仮定法のyou would not get there on time ではだめなのですか?

という、直説法についてのご質問ですね。


【質問への回答】

直説法とは、現実のことや現実に起こる可能性があることについて述べるときに用いる動詞の用法です。
一方、仮定法は現実ではないこと、現実に起こる可能性がない、あるいはほとんどないことについて述べるときの動詞の用法です。
直説法、仮定法のどちらで表すかは、表現したい内容の状況(実現性)を考えて決めましょう。

例1) 「次の日曜日、晴れたらピクニックに行きます」
→ If it is sunny next Sunday, I will go on a picnic. 直説法

この文の状況を、考えてみてください。絶対晴れるとは限りませんが、ピクニックに行く可能性は十分にありますから、直説法で表します。
※この文ではif節は〈時・条件〉を表す副詞節なので、未来のことでも現在形を使います。

これを仮定法で表すと、例2)のようになります。

例2) If it were sunny next Sunday, I would go on a picnic. 仮定法 ・・・ここでは不自然

文法的には正しい文ですが、「晴れる可能性がない、あるいはほとんどない」ことになります。通常、1週間先のお天気はわかりませんから、晴れる可能性がないとは言い切れないので、
仮定法で表すことは不自然だと言えます。

例3) 「次の日曜日、約束がなければピクニックに行きます」
→If I don’t have an appointment next Sunday, I will go on a picnic. 直説法

ピクニックに行かないかと誘われて、予定を確認して、何もなければピクニックに行くという状況が考えられます。
この場合、行く可能性は十分ありますから、直説法で表します。

もし、既に約束があってピクニックには行けないことがはっきりしていれば、仮定法で表します。

例4) 「次の日曜日、約束がなければピクニックに行くのになあ」(実際は約束があり行けない)
→ If I didn’t have an appointment next Sunday, I would go on a picnic. 仮定法

質問にあった問題の状況を考えると、「電車に乗り遅れる」可能性はゼロではありませんから、文全体として直説法を使います。問題で与えられた前半部分が直説法で書かれていることからも、そのことが確認できます。

【問題】 「もし次の電車に乗り遅れたら、時間通りにそこに着かないだろう」
→If you miss the next train, you won’t get there on time. 直説法

参考ですが、以下のような文であれば、仮定法を使います。

例5) 「この電車に乗り遅れていたら、時間通りにそこに着かなかっただろう」
→If you had missed this train, you wouldn’t have got there on time. 仮定法

実際には電車に間に合っているので、事実と反する仮定です。
また、過去の出来事に反することを述べているので、仮定法過去完了で表します。



【学習アドバイス】

直説法と仮定法は「現実に反しているのか、実現性があるのかどうか」に注目して使い分けます。
未来のことは絶対に起こるか(あるいは起こらないか)と断定できませんが、常識的に考えて起こる可能性が高ければ直説法、まず起こらないことであれば仮定法を使います。
また疑問に感じる点があれば質問を送って下さい。一緒に考えましょう。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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