Technology-Enhanced Items(TEIs)を設計する
ドラッグ&ドロップ、作図、シミュレーション操作など、CBTならではの操作や表現を活用した問題形式を研究開発します。多様な解答行動を引き出す項目設計を通じて、プロセスデータの質そのものを高めます。
Why CBT?
紙のテストでは、最終的な解答は残っても、そこに至るまでの迷い、試行錯誤、情報選択の過程は十分に残りません。
私たちは、Computer-Based Testingを上手く活かすことで、解答行動のログや反応時間、画面上の操作履歴を活用し、学習者の理解やつまずきをより精緻に捉えられる可能性に着目しています。
Research Focus
CBTを紙のテストの置き換えとしてではなく、学びのプロセスを見取り、教育実践に還元するための測定技術として再設計します。問題設計・ログ分析・測定モデル・実証研究を組み合わせ、CBTの可能性と限界を検討します。
ドラッグ&ドロップ、作図、シミュレーション操作など、CBTならではの操作や表現を活用した問題形式を研究開発します。多様な解答行動を引き出す項目設計を通じて、プロセスデータの質そのものを高めます。
正誤だけでなく、学習者がどの情報に注目し、どのように解答を構成したのかを、クリック・入力・反応時間などのプロセスデータから捉えます。IRTや認知診断モデル等を用いた分析方法も検討します。
得られたデータを、教育現場・アセスメント商品・学習支援サービスの改善につなげます。学校・自治体・研究機関等との連携による実証研究を通じて、その妥当性を検証します。
Outputs
堂下雄輝・渡邊智也・北條大樹(2026).CBT環境における「聞くこと」評価の新たな枠組みの開発―疑似対話型問題フォーマットの設計と試作―.日本教育工学会2026年春季全国大会講演論文集,695-696.
Team
Grant
2026年度より、本プロジェクトに関連する研究は科学研究費助成事業による支援を受けて進めています。本研究では、学術的・社会的な公益性を重視し、得られた知見や成果を特定の企業の商品・サービスに限定することなく、研究発信や資料の公開などを通じて広く社会へ還元することを目指します。教育テストの改善と、よりよい学びの実現に資する形で活用されるよう取り組んでいきます。
次世代のComputer-Based Testingの実現に向けた実証研究に関心のある学校、自治体、研究機関との連携を進めています。CBTの実施環境、ログデータの取得、TEIsの活用、フィードバックの設計など、教育現場と協働しながら研究を進めます。