フェリーのうんぱん大かいぼう!
何を、どうやって、なぜ運んでいるの?【PR】
フェリーは、人やモノを運ぶ名人。人といっしょに車やトラック、トレーラーなどものせて、遠くまで運ぶことができるよ。
フェリーはどんなものを運んでいるのかな? どうして乗り物をフェリーにのせるんだろう? 重いものを安全に運ぶための工夫って?フェリーのうんぱんのひみつを調べてまとめてみよう!
対象学年
制作日数
1~3日
カテゴリ
工作 調べる
用意するもの
- フェリーのしりょうやインターネットサイト
- 筆記用具
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01
調べたいことをあらい出そう!
フェリーで「運ぶ」ことについて、どんなことを知りたいかな?小さな「なんで?」が大きな発見につながるかもしれないよ。思いついたことは、どんどん書いてみよう。
- フェリーは何を運んでいるの? 家の中にフェリーで運ばれたものはあるかな?
- どんな車やトラックがのっているの?
- どうして、乗り物をフェリーで運ぶの?
- 大きなトラックをどうやってフェリーにのせているの? どこにのっているの?
- 重い乗り物をのせて、フェリーはしずまないの?
- 安全に運ぶためにどんな工夫をしているの?
- フェリーのゆれで、トラックの荷物はこわれないの? など
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02
いろいろなものを手がかりに、調べてみよう!
調べたい内ようについて、本や図かん、パンフレット、インターネットなどを使って調べてみよう。船についての博物館やイベントに行ってみるのもおすすめ。わかったことは、メモをしたり、写真や動画にとったりして記ろくしよう。
● 商船三井さんふらわあ海上輸送ページ
https://www.sunflower.co.jp/cargo/service.html
● さんふらわあだいありー
https://www.youtube.com/channel/UCYbsD3LLdeq8-YcT3IDGH7A
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03
わかったことをまとめる
写真やイラスト、図や表なども使って、わかったことをまとめていこう。「運ぶもの」「運び方」「安全の工夫」「フェリーで運ぶ理由」などテーマごとにわけてまとめていくとわかりやすいよ。
ブロックやダンボールを使って、フェリーのもけいを作ってみるのもおすすめ。人が乗るところ、車やトラックがのせられるところ、運転席など、調べたことにもとづいて作ってみよう。注目を集める工作になるはず!
まとめ方のアドバイス
「調べる前の予想」と「調べてみたけっか」をくらべてまとめてみると、もっと学びが深まるよ。たとえば、船がかたむかないようにどんな工夫がされているか、予想とけっかをくらべてみよう。
ぎもん
重さのバランスがくずれて、船がかたむかないための工夫は?
予想
一台ずつのせて、こまかくバランス調整をしているのかな?
けっか
バラスト水といわれる水を取りこんでバランスをとっていた!
(バラストタンクとヒーリングタンクの図を掲載。引き出し罫で説明)
○ フェリーの中にある大きな水のタンクに、海の水を入れたり出したりして、バランスを調整する。
■ 前と後ろについている「バラストタンク」
■ 右と左についている「ヒーリングタンク」
発展のヒント
積載の工夫を調べてみよう
フェリーにのせるトラックやトレーラーには、大きさや重さのちがいがあります。
それを効率よく、バランスよく、すばやくのせるためには、積み方の計画(積載計画)がとても大切。
まるでパズルのように、どの車をどこにのせるかを考えているんだとか。
その仕組みや、自分が積みこみ係だったらどうするかを考えてみよう。
安全に運航するための仕組みやテクノロジーとは?
フェリーが安全に海を進むためには、天気や風、波のようすを正確に知ることが大切。
また、トラックなどの積み荷がこわれないような安定した運航も必要です。
そのために、運転に当たってどんなルーティンがあって、どんなテクノロジーが使われているのかな?天気や風の確認の仕方、レーザーやレーダーなどの航海支援システムについてまとめてみよう。
フェリーが解決する社会の問題を調べよう
フェリーは、さまざまな社会の問題の解決にも役立っているよ。たとえば「物流の2024年問題」。
ドライバーの働く時間にきまりができて、これまでと同じようにモノを運ぶのが難しくなるかもしれないといわれている中、フェリーはドライバーの負担を減らせる運び方として注目されている。
さらには、全部の距離をトラックで走らなくてすむから、CO₂も減って地球にもやさしい。このようなフェリーが解決する社会の問題をまとめてみよう。
