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卒乳への道のり

私が卒乳を考えたタイミングきっかけ、教えます

託児所に預けたのをきっかけに卒乳することを決めました。

M.Mさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳2ヵ月頃〜1歳3ヵ月頃 男 第1子 兵庫県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳のお誕生日から職場内の託児所に預けました。精神安定剤がわりにと仕事に行く直前と、かえってすぐはおっぱいをあげていました。また明け方泣いてもおっぱいで寝かせていました。集団生活の中ですぐ風邪をもらってきたりしたのですが、食欲がなくなるとおっぱい以外お茶もジュースも受け付けなくなり、このままではいけないと卒乳を決心しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

託児所にも慣れてきた1歳3ヵ月のころ、ちょうどゴールデンウィークが来たので夫と卒乳合宿と称して、5日間ほどの休みの間に卒乳をしました。昼間はずっとお出かけして疲れさせ、抱っこもお風呂もパパという風におっぱいに触る機会をなくしました。夜中に泣いても、夫しか抱っこできないように寝る位置も変えました。絶対寝不足になるだろうから、と眠れなかった次の日は子どもと私が親戚の家に遊びに行っている間に、夫に寝てもらうようにしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

3日目の晩に泣かなくなり、そのままおっぱいを欲しがることはなくなりました。それまであった明け方のおっぱいもなくなり、私も朝まで起きることがなくなりました。その後熱が出てもおっぱいを思い出すことはありませんでした。それまであまり飲まなかったお茶類も食事中、それ以外にもよく飲むようになり、結構な量をおっぱいで水分補給していたんだなぁとちょっとびっくりしました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

病気で水分を受け付けないということがなければ、もっと卒乳は遅かったかもしれません。さみしいのをひきずるのは母親のほうで、結構子どもはあっさりしたもんだなぁと思いましたよ。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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