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卒乳への道のり

私が卒乳を考えたタイミングきっかけ、教えます

哺乳瓶がやめられなくなることや、虫歯を心配したことがきっかけでした。

K.Nさん Tくん (体験談当時の年齢:0歳8ヵ月頃〜0歳11ヵ月頃 男 第1子 広島県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

哺乳瓶で1歳すぎまで与えていると、精神的安定を求めて哺乳瓶をやめられなくなると聞いたことがあったことや、夜中に、哺乳瓶でミルクを飲んでいたので、虫歯にならないかと心配でした。夜はぐっすり寝てほしいなあと思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

満8ヵ月になった頃から、食事のときなどにお茶をコップで飲む練習をはじめました。はじめは、いっしょにコップを添えてもってあげて、口ですう感覚を覚えさせました。上手にすすって飲めるようになったら、ミルクもコップで飲むようになったので、10ヵ月ごろに哺乳瓶を片付けてしまって、コップだけで飲ませるようにしたところ、哺乳瓶を忘れてしまったようです。離乳食をしっかり食べてくれるように、徐々にミルクの量をへらしていきました。食材を増やしたり、手づかみで食べられる「おやき」を作ったりして、食べることに興味を持たせたり、遊びの相手をしたりしました。いろんな物に興味を持つ時期とかさなって、哺乳瓶に執着せずにすんなり、忘れてくれた様です。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

もうすぐ満2歳になる息子は、ペンでお絵書きしたり、缶のふたなどをあけたりしめたりと手先がだいぶ器用になってきました。コップで飲むのはもうお手のものという感じです。言葉も少しずつ覚え、欲求を伝えてきて自我がますます出てきたようです。<こどもちゃれんじ>のビデオをよく見て、踊ったり歌ったりしています。そろそろトイレトレーニング(おむつはずれ)をと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

後で、哺乳瓶をやめられないからといって、あまり悪い影響はないとききました。私は早めに哺乳瓶を卒業できましたが、親子のきずなが深まって、スキンシップをしながらずっと飲ませていても、いつかは卒業できると思います。離乳食を豊かにして、ミルクだけでなく他のものに興味をもたせてあげるといいと思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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