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ほめ方・叱り方

つい叱りすぎていた私。こう考えて、こう変わりました

子育ては夫婦でと考え、夫に自分の状況を正直に話したところ、子どものお世話を助けてもらえました。

S.Kさん Aちゃん (体験談当時の年齢:2歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

娘は、ほかのおうちの方々からうらやましがられるほどのいい子でした。しかし、下の子が生まれたころから、ちょっとぐずったりし始めたのです。子どもなので聞き分けがなかったり食べ物をこぼしたりは当たり前ですが、ふだんいい子なだけについおこりすぎてしまうのです。私が顔をたたいたり言葉でもひどい事を言ったりしたので、そのせいでひねくれたら、と心配しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

下の子を出産する直前に私の母が亡くなったのですが、その当時私はふとした時に涙を流してしまっていました。そんな私を1歳6ヵ月の幼さで抱きしめてなぐさめてくれた娘の優しさを思い出しました。そんな優しい子を感情のままに叱ってひねくれた子にしてはいけない、と思い直しました。しかし、二人目出産のストレスで感情がコントロールできず、ちょっとした事で娘を何度もひっぱたいてしまい、娘はどうしておこられたか分からず、ただ泣いていました。私がおかしいのだと思いながらもおこってばかり・・・。やってしまってから自己嫌悪の毎日でした。主人に状況を正直に話し、気分転換に絵画教室に通い、昔から大好きだった絵を描くようにしました。主人は私がイライラしそうになると、子どもたちを他の部屋に連れて行って遊んだり、娘が何かした時は、「ママにごめんなさいって言っちゃいなさい」と気を遣ってくれました。また、趣味に没頭する事は問題のすり替えのような気もしましたが、実際、気分転換にもなり、私が描いたものを見せると娘も描きたがり、一緒に描くようになりました。教室から帰ると、「おかえり〜」とうれしそうに言ってくれるので、私もなんとなく嬉しく、また安心しました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

まだ、叱りすぎたりたたいたりしてしまう時もありますが、前ほどではなくなりました。主人に感謝しています。やはり子育ては夫婦でするものだとつくづく思いました。お友だちのママも私が叱りすぎると、「もういいよ」とストップをかけてくれるので助かります。ただ、娘が何かするのに私の様子をうかがう時があり、少し抑えつけすぎたと反省しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

一人で悩んでいても自己嫌悪に陥るばかりなので、身近な人に話してみるとよいと思います。話したからといって何も変わらないとしても、話すだけで、少し落ち着いて救われたように感じる時があると思います。

つい叱りすぎていた私。こう考えて、こう変わりました

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