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食事の態度・マナー

全部食べずに残してしまう子に、こんなふうに働きかけました

食べる量にはこだわらず、少なめによそって「食べきる」達成感を味わわせました。

A.Kさん Cちゃん (体験談当時の年齢:0歳10ヵ月頃〜1歳4ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

離乳食が順調に進んでいたある日、急に食べる量がぐっと減った時期がありました。ちょうど三回食に進んだころだったかもしれません。食べることそのものに飽きてしまったのか、離乳食が単調になったのか、もともと体があまり大きい方ではなかったので食事を残されると栄養の面でも非常に心配になりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、量が少ないことは気にしないようにし、「食べきる」達成感を味わわせることにつとめました。わざと少なめに料理をよそって「なーいしてみようね」と声かけしました。少ないのであっという間にお皿の中はなくなります。すると「あ、Cちゃん、なーいできたね〜、えらいえらい」「お皿、ないないしてきれいになったね」と思いっきり褒めまくりました。そして、少しずつお皿にのせる量を増やしていきました。あともう少しで完食、くらいまで娘が食べると「じゃあもうちょっとがんばって、お皿、ないないしてみようか」と声かけをすると、娘も「ないなーい」といいながら全部食べるようになったのでとてもうれしく思いました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

ところが1歳をすぎたころ、あまりに親子とも「なーいする」ことにこだわりすぎたのか、娘は、食べられないものを床にわざと落として「なーい」するようになりました。どうやら「なーい」しなければ「ごちそうさま」ができないと思っていたらしいです。結局その後食器を全部重ね「ごちそうさま」ができるようになると、食べ物を床に落とすこともしなくなりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

その子なりの適量があるようなので、まず小食であっても気にせず、お皿によそう量を子どもにあわせてたべきる満足感を持たせた方が楽しく食べられるようです。あと、好き嫌いも日によってムラがあるようなので、たとえ残しても神経質にならず「この次食べてくれればいいやー」くらいにかまえているほうが、子どもも楽しく食べられて結果的に沢山食べるようになると思います。

食事に時間のかかる子に、こんなふうに働きかけました

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