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友達のトラブル

たたかれたりかまれたり、友だちからの乱暴にはこんなふうに接しました

親が常に保護し続けることはできないもの。トラブルを通じて何かを学んでいると考えるようにしました。

S.Iさん Oくん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃 男 第2子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

体格が平均より小さめのため、同い年の子とけんかになっても簡単に突き飛ばされてばかりでした。でもうちの子も反撃していくので男の子同士の喧嘩はそれほど気にしないように努めていました。ただ、体操教室で遊んでいるとき、跳び箱の上にいた息子をいきなり突き落としたり、蹴ってきたりする子がいて、私もヒヤヒヤしたのですが、乱暴をしている子の親御さんは知らん顔だし、私からも注意できず悩みました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

体操教室の先生にさりげなくお話ししてみたところ、先生も私の気持ちを汲んでくださった上で、「これからずっと子どもを意地悪な子から守り続けてやることは出来ないから、子どもが何かされても打ち勝てるだけの心や、そして、危険人物には近づかない知恵も生きていく上で必要。こんなこと一つ一つも大切な経験」というようなお話をされて、力が抜けて楽になりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

自分の子どもが他の子どもともめていたり、一方的に叩かれたりつきとばされたりすると、親としてとてもつらいのですが、常に保護し続けてやることは出来ないし、それが子どものためになるわけでもない、ということを最近感じています。良いこと、悪いこと、相手の気持ちになって考えること、コミュニケーションのとり方、などは、トラブルがあったり悩んだりしたときに育つ能力のような気がします。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもの喧嘩は見ていてヒヤヒヤしますし、親としてつらいものですが、子どもはその中で何かを学んでいるんだと考えれば、少しは楽になるかもしれません。それに、一方的にやられっぱなしだった息子も幼稚園に入園してから反撃することも覚え、激しさが増す一方。子どもの喧嘩はお互い様で、いつ加害者になるかもしれない、と考えて他のお子さんに対しても寛容になることも必要だと痛感しています。
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