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友達のトラブル

貸し借りや順番、子どもが守れるようこんな働きかけをしてみました

数を数えながら、交代するよう声かけし、譲ってあげたら、また順番が回ってくることも伝えました。

N.Mさん Tくん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜2歳0ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

公園などで1つしかない遊具だと順番まちが必要になります。さらにはその使用時間によってなかなかまわってこなかったりするので、1度自分の番がくるとずっと使いつづけてしまい、なかなか「自分が使ったら次の子に譲る」ということができませんでした。息子の年齢にとって譲るということは、もちろん難しいことだと思うし、どうしたらわかってもらえるだろうかと悩みました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

お互いの親同士で「ほら○○ちゃんも後ろでまっているよ。3回のったら交代しようね」とお互いに言い合い、数を数えながら交代するようにさせました。ただ、もちろんすぐにはやめたがらないので、「○○ちゃんがかわってくれたからできたんだよ。だからTくんもかわってあげようよ。みんな同じだよ。順番ね」と、自分も他の子が譲ってくれたからできたのだということを伝えました。さらに「また並べばできるよ」と、ここで人に譲ったら延々とできなくなるわけではなく、また自分の番はまわってくるのだと伝えました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

はじめは一度にぎったものはなかなか離そうとしなかったのですが、ほかの子がそうしているのを見ているうちに自分も交替するというムードができあがってきたようです。また、待つのが面倒な場合にはほかの遊具やおもちゃに興味を促すこともしていたところ、本人自身も自分で別のものを探すことができるようになってきました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

はじめのうちは、なぜやっと自分が手に入れたものを離さなくてはいけないのかが理解できず、怒っていましたが何度も繰り返すうちに納得してできるようになりました。ただなかにはそうでない親子もいるので(なかなか順番をかわってくれない)そういうときは、あきらめてほかのところにいくようにしました。こういったことは仲良く遊ぶ友達との間で身につけていったほうがスムーズだと思いました。
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